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聖マルティン祭も終わったけれど・・・お菓子をもらいに来る子は少なくなった?

ドイツってこんな国!?
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11月11日は「聖マルティンの日」です。

この日の前後には、子供達がランタンを持って近所の家を訪ね、聖マルティンの歌を歌ってお菓子をもらいます。

我が家でも毎年11月になると、子供達が取りやすいような小袋に入ったお菓子をカゴいっぱいに用意しています。

こんな感じに。

ところが、我が家は住宅地でも外れの方にあるためなのか、子供がほどんど来ません。 毎年来るのは1組みくらいなのです。

だったらお菓子を用意しなくても良いようなものですよね。

それでも、子供がお菓子をもらいに来るかもしれない。もし来た時に、せっかくドアのところで歌を歌ってもお菓子の一つももらえないとがっかりするだろう、と「お菓子の用意」だけは毎年欠かさずしています。

11月11日前後とはいっても、11日を過ぎたらランタン持って来る子はいないだろう、と思っていたら18日に子供が(それも悪天候の中)やって来た事があったのです。それ以来、11月20日くらいまでお菓子を用意しています。

が、本日、20日以降に聖マルティンの歌を歌いに来る子供はいないだろう、と玄関に用意していたお菓子は片付けました。

今年も来たのはたった1組み。

以前、別のブログでも紹介したのですが、子供が自分で作ったランタンを持参。雨だったのでランタンにはビニールが被せてあります。

多いのはこのような黒い厚紙で枠を作り、セロファン紙を貼ってその上に厚紙で作った模様を貼っているもの。中は豆電球です。昔は(一部では今でも)ろうそくでしたが、それだと少々危険ですよね。

学校行事としてランタンを授業で作り、夕方学校に集まってランタンを持って歌を歌いながら生徒が行列で近くの通りを歩き、そのあとに校庭で「聖マルティン」を祝い、お菓子を食べたり暖かい飲み物を飲んだりする、という事はどの学校でもやっているようです。

が、子供がランタンを持って近所の家のドアの呼び鈴を鳴らして歌を歌う、というのは、最近はあまり見かけないなあ、と感じています。

私の友人宅でも、歌を歌いに来る子供にあげるために用意していたお菓子がたくさん余っていました。

が、どうやら地域によっては、11月上旬にはランタンを持った子供がひっきりなしに来るところもあるのだとか。

その一方で「ペリコプターペアレント」(子供に対して過保護な親)が我が子が暗くなった道を出かけるのを心配して、聖マルティンの歌を歌いに近所を歩くのを禁止する、また、子供が昔ながらの歌を歌ってお菓子をもらうより家で遊んでいる方を選ぶ、という理由もあって

本当に聖マルティンの歌を歌ってお菓子をもらうために近所の家々を訪ねるという事が少なくもなっているらしいです。

まあ、わからないでもないですよね。

駄菓子をもらうために寒くて暗い道を歩くより、家でPCで遊んでいた方がいい、という子が増えるのかな?

「ハロウィン」の方に子供が流れている、とも言われているけど。(ハロウィンよりドイツ伝統の「聖マルティン」を大切にしてほしいなあ…)

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