クリスマス休暇直前に ある生徒さんから 手作りのクリスマスクッキーをいただきました!
手作りで 甘さも控えめ。 とても美味しくて あっという間に全て食べてしまったshirousagiです。
甘い、といえば ドイツのお菓子やケーキは日本のそれと比べると本当に甘い!です。 「甘さ控えめ」なんてだれも考えていないみたいです。
長年ドイツに住んでいると この甘さに対する耐性が出来上がって どんなに甘くても 甘いものばかりを続けて食べれるようになってしまいました。
ああ・・毎日どれだけ糖分を摂取しているのやら・・考えるだけでも怖い!です。
ところで
先日(2018年12月19日)、ドイツ政府からのお達し!
「既成品の食品の糖分、脂肪分、塩分を減らします」
なんでも 2019年からすでに味付けされている食品の糖分、脂肪分、塩分を減らすのだそうです。
例えば・・2025年までに実現されるのは
- 子供向けの朝食のシリアルに含まれる糖分を20%以上カットする
- ソフトドリンクに含まれる糖分を15%以上減らす
- 子供向けにうられているヨーグルトの糖分を10%ほど減らす。
パンやピザの塩分を減らすことも検討中なのだそう。
先日もニュースになったので書きましたが ドイツの子供の6人に1人は太り過ぎ!なのです。
大人でも、いえ、大人となると女性の47%、男性の62%(え?そんなに多いの?)が太り過ぎだとか。 メタボです。 危険です。 これではドイツに住む人の大半が病気になりかねない!
成人病を防ぐにはまずは子供の時からの食習慣、ですよね。
そこで まずは子供向けに売られている商品で砂糖が入っているものの糖分を減らさなければならない、と政府が決めたそうです。
私はドイツのスーパーでヨーグルトなどを買うと プレーンヨーグルトを少し混ぜて食べます。 そうしないと私には甘すぎるのです。 こうするとお財布にも体にも優しいし、美味しい!と思っていますが ・・そうか、そういったヨーグルトの糖分を減らさなければならなくなったのですね。
・・・ということは 私にはプレーンヨーグルトを混ぜる必要性がなくなる、ということなのかな?
塩分を減らす、といえば・・・
お料理が簡単にできる「○○の素」という材料に調味料を混ぜれば良いという商品がありますよね。
日本ならたとえば・・
ドイツのスーパーに行くと 「Fix」という「料理の素」がたくさん売られています。 グーラッシュなど人気です。
この「Fix」 (日本へのお土産にする人もいるとか耳にしました。 ドイツ料理の素、として)
本当なのか 保証はないのですが (データをみたことがない)
例えば、同じメーカー、同じ料理の素でもドイツ国内で売るためのものと 他の国、例えばフランスで売るためのものは 味付けが少々違って、ドイツ販売用は 大抵、他の国販売用よりも塩分が多い、と 耳にしたことがあります。
これを聞いた時、妙に納得したのです。 とにかくドイツ人好みの味つけというと 塩味が濃い!のです。
このドイツで販売されている「料理の素」も 来年以降、塩分が減るのかなあ? すると美味しくなる、かもしれないけれど、
我が家では 今まで2人分の「料理の素」で4人分作っていたのに、これからは2人分の「料理の素」で2人分しかつくれなくなるかも?
それって・・・ちょっと不経済・・・・!?
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