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もうすぐイースター〜その1週間前は「枝の主日」で枝をもらう

ドイツの行事
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今年は4月21日がイースターの日曜日(Ostersonntag)です。
その1週間前の日曜日は「枝の主日」(Palmsonntag)と呼ばれていて
この日から1週間、キリスト教では「聖週間」という大事な期間になります。

そして・・この週、つまりイースターの1週間前から学校などは「イースター休暇」です。

と言っても ドイツ全土ではないのです。 ここNRW州(ノルトライン=ヴェストファーレン州)は4月15日から2週間イースター休暇なのですが・・

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ドイツ2019年のイースター休暇(Schulferien)

ドイツには16の州(連邦州)があるのですが、その州ごとのイースター休暇の日は今年2019年だと

バーデン=ヴュルテンベルク4月15日〜27日
バイエルン4月15日〜27日
ベルリン4月15日〜26日
ブランデンブルク4月15日〜26日
ブレーメン4月6日〜23日
ハンブルク3月4日〜15日
ヘッセン4月15日〜27日
メクレンブルク=フォアポンメルン4月15日〜24日
ニーダーザクセン4月8日〜23日
ノルトライン=ヴェストファーレン4月15日〜27日
ラインラント=プファルツ4月23日〜30日
ザールラント4月17日〜26日
ザクセン4月19日〜26日
ザクセン=アンハルト4月18日〜30日
シュレスヴィヒ=ホルシュタイン4月4日〜18日
テューリンゲン4月15日〜27日

ハンブルクは例外的・・イースター休暇ではないですね。
・・・いいなあ、旅行に行くには。 他の州の学校はお休みに入っていない時にお休みですよ。

話を戻して・・・

イースターサンデーの1週間前の日曜日は 「枝の主日」と呼ばれています。

「枝の主日」(Palmsonntag)とは

一説では・・・

毎年、この日にはエルサレムではユダヤ人にとって大事なお祭りが行われています。

その祭りにイエスも参加しようと、ロバにのってエルサレムに入城します。

その時、群衆は喜び、ヤシの葉(Palme)を敷いてイエスの入城を まるで王様が来たかのように歓迎します。

それを快く思わない人が イエスを磔刑にしようとし、イエスは木曜日(Gründonnerstag)に弟子と食事をし、金曜日(Karfreitag)に処刑された、と言われています。 

いずれにしても この日曜日に イエスはエルサレムに入り、十字架につけられる受難の道を進むことになったのです。

この期間にはコンサートでも よくバッハ作曲の「マタイ受難曲」や「ヨハネ受難曲」が演奏されます。

「枝の主日」の日におこなわれるのは 

イエスのエルサレム入城、そして、その時に群衆が木の葉を敷いたと言うことを記念して 教会では入り口にヤシの葉を敷くところもあるようです。 (私は見たことがないのですが)

礼拝・ミサの際には オリーブや 手に入る常緑樹の枝を持っての行列、またその枝(Palmzweige)を家に持ち帰り、、その枝を玄関などに飾るそうです。

ところで・・今日、私はこの「Palmzweige」をある教会関係者からいただきました。  

実は・・・

教会からこの「枝の主日」の祝いと寄付集めの子供たちがやってきたのですが 現金が手元になくて 寄付できず困ってしまって「ごめんね・・現金がないの」と言うと、

「わかりました。 でもこのPalmzweige、差し上げましょうか?」

で、いただいたのです。

なんだか・・申し訳なかったなあ・・

そういえば、去年の夏に 教会の礼拝の際の寄付もカードで行えるようになった、と言うニュースを読んだのですが  (その時に書いた記事はこちら

各家庭を訪問しての寄付も カード対応にしないと集まらないかも・・ね。 
仕事柄 現金を持っていることが多い私ですら セント硬貨(1円から100円くらいの硬貨)しか家にない、なんてこともあるのですから。 (今、思うと セント硬貨を寄付の箱に入れてもよかったなあ・・)

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