ドイツだと昨日の夜(日本だと今朝ですね)は このニュースにびっくりされた方も多いと思います。
パリのノートルダム大聖堂が火災!!
火は発生からおよそ10時間たった、16日の午前中に消し止められたそうですが、大変悲しいニュースです。
パリに出かけられた方は ノートルダム大聖堂を訪れた方が多いと思います。 ドイツに住んでいるとパリは(特に私はドイツでも西に住んでいるので)近くて 列車タリスに乗ればあっという間(でもないけれど)に着くし、デュッセルドルフから飛んだことも何度かあります。
が、あまりに近いと「まあ、いつでも行けるから」となかなか行くチャンスに恵まれないのですよね。
最近だと2015年にパリに行きました。 (それ以来、パリまで足を伸ばしていないとは!)
その時、なんと(パリは4度目だったのに)初めてノートルダム大聖堂の前を通った、と言う次第。

パリの同時多発テロの後で 駅などでは検査があり、このノートルダムの前の広場は厳重な警備がされていて 観光客は少なめだったのですが それでもノートルダム大聖堂の中を見よう、と言う人で行列ができていて、時間がなかった私は 内部見学を諦めました。
今回の火災で教会の尖塔が焼け落ちるのを見た時は ショック・・・

内部は見なかったけれど、大聖堂の周りを歩いて 建物をしっかりと見てきました。
あの尖塔が・・落ちた・・・(涙)
火災の原因は ちょうど大聖堂が修理中でその作業が原因とか言われていますね。
幸い、内部にあった文化遺産は救出されて無事だそうですが。
このノートルダム大聖堂の火事のニュースを聞いて、デュッセルドルフやその近郊に住む人はきっと同じことを思ったと思います。
そう、私もこのニュースを聞いて すぐに2つのことを思いました。
1つは・・あのケルン大聖堂が火災にあったら・・
もう一つは・・修理中に屋根の部分から火が出た? また?
すでに 報道関係ではケルン大聖堂の関係者にインタビューをしていて、
ケルン大聖堂の屋根の骨組みはほとんどが鉄でできているので ノートルダムほどの勢いでは燃えない、とか。
(鉄でも燃える時は燃えるらしいですが)
ケルン大聖堂は対策として 地元の消防とコンタクトをしっかりととっているとか。
2007年にデュッセルドルフのペーター教会が火災にあっています。
この時は(も?)屋根裏の修理中。溶接のためのバーナー使用が火災の原因となったと言われています。
屋根の修理中とか、溶接のバーナーが原因で 大きな施設や建物が火災に遭った、と言うニュースをよく(と言ってもここ20年で数回ですが)耳にします。
確か、デュッセルドルフの空港もそうだったような。(その時は消防への連絡なしに危険な作業をやっていた、と言う問題もあります) 後はデュッセルドルフではありませんが近郊で 2001年にとある市民屋内プールの建物がやはり屋根裏の修理中にバーナーから出た火が燃え広がり、あっと言う間に全焼した、という事もありました。
屋根裏は骨組みだけでできていて 火が早く広がりやすそうですよね。
このような火災が 2度と発生しませんよう・・そしてノートルダム大聖堂の早い復旧を祈っています。
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