乳製品が大好きなshirousagiです。(うさぎではなくて牛なのだろうか??)
我が家の冷蔵庫には常に
- 牛乳
- プレーンヨーグルト
- ゴーダチーズ
がありますが、この上にさらに頻繁にあるのが(常備ではないけれど)
- Kefia(ケフィア)
- Buttermilch(バターミルク・ブッターミルヒ)
- Quark(クヴァーク)
- Frischkäse(クリームチーズ)
かな?
先日、この中のButtermilch(バターミルク)が賞味期限が切れそうになって、このバターミルクを使ってケーキを焼いた、と書きました。
このButtermilch, さっぱりしていて、我が家では特に夏になると大人気です。
どうやらダイエットに良いらしいですよ。
これから夏に向けてダイエットしたいところ!バターミルクがちょうどいいかも。
Buttermilch、バターミルクとは
Butter(ブッター)とはバター、Milch(ミルヒ)とはミルク、すなわち牛乳です。
この言葉を聞くと、バターの入った牛乳をイメージする人が多いようですね。
かくいう私も最初に「Buttermilch」というものの存在を知った時、てっきり、こってりとした脂肪分の多い牛乳かヨーグルトに近いものかと思っていました。
スーパーで売っているバターミルクも、ヨーグルトと同じような容器に入ったものが多いのです。
本当のところは、バターミルクは脂肪分が1%以下しかなく、さらっとした感じの液体です。
よく日本人の方が「飲むヨーグルトみたい」とおっしゃってますが、まさしくそんな感じです。
では、どうしてバターミルクという名前なのか?
それは、バターを作る過程でできるからなのです。
Buttermilchの製造方法
- 生乳を遠心分離機でクリームとスキムミルク(magermilch)に分離させます。
この時できたクリームがバターを作るのに使われます。 - クリームを加熱殺菌してすぐに冷却。
- 冷却したクリームを5℃前後で熟成させます(エージングと言われる過程です)。
この過程でクリームの脂肪分が結晶となって 脂肪球になります。 - このエージングされたクリームを攪拌して脂肪球と液体に分けます。
- この液体がバターミルク、Buttermilchです。
日本ではこのバタークリームは流通販売されていないそうですが、ドイツでは簡単に手に入ります。
「Reine Buttermilch」と書かれているものが(上記のような)伝統的な作り方で作られたバターミルクです。
Buttermilchの栄養と体に良い訳
バターミルクの栄養は (100mlあたり)
エネルギー | 36kcal |
タンパク質 | 3g |
脂質 | 1g |
炭水化物 | 4g |
特にカルシウム、リン、ビタミンB2、B12、亜鉛が豊富なのだそうですよ。
(まあ、牛乳からできていますから・・)
250mlのバターミルクを飲めば(大抵のバターミルクは500mlのカップに入っているので、その半分ですね)
- カルシウムは1日の必要摂取量の25%以上
- 亜鉛とビタミンB12は1日の必要摂取量の15%以上
が取れるのだそうです。
骨粗鬆症になる前にバターミルク、かな?
他にも良質のプロテイン、バターを作る時にクリームに乳酸菌を加えるので、 バターミルクにも乳酸菌が入っていて(なので酸味がある)腸にもよく、何と言ってもカロリーが少ないのです。
なるほど!
筋肉の成長を促し(プロテイン)腸の働きを活発にし、しかも低カロリーって、本当にダイエットに適している!
この夏はバターミルク、かな?
Buttermilchの用途
我が家ではそのまま飲むことが多いです。グラスに入れてごくごく!
暑い夏はこれが一番!
そのまま飲むのでは味気ない!という場合は、フルーツなどを混ぜてシェイクにするとか、スープにしても美味しそうです。
さらに私の前回のように、ケーキの材料として(これではダイエットにはならないけど)またはプリンなどのデザート系のスイーツに。
バターミルクをいれて焼くパンのレシピも見かけたことがあります。
ドイツだと、500mlのButtermilchが40セント(50円・後述、2023年の時点で55セント)くらいから手に入るので、まだの方は是非お試しを!
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