冷凍庫の霜取り〜ドイツの冷凍・冷蔵庫事情

ドイツの生活

先日、冷蔵庫の買い替えをしたshirousagiです!

我が家には多くのドイツ人家庭のように、キッチンに冷凍冷蔵庫があり、地下室に冷凍庫を一台置いています。日常、頻繁に使うものはキッチンの冷凍冷蔵庫に、そして、我が家の場合は初夏に収穫するレッドカラントの保存(1年分)、秋にとれるクルミ、そしていただく大きな塊の肉類の保存に地下室の冷凍庫を使っています。

と言う事は・・地下室にある冷凍庫のドアを開ける事は・・実はあまりないのです。
(不便ですよね、料理の途中で地下室まで駆け下りて冷凍庫の中身を出してくるのは)

新しい冷凍冷蔵庫を購入するにあたり、古い冷蔵庫を引き取ってもらうために配達時間の12時間前に電源を切らなくてはなりません。(と、業者の方に言われました)

夏ですが、幸い、気温はそれほど高くない。でも冷蔵庫の中身を出してそのまま半日以上も室温の中においておくわけにはいきません。(中にはそれが可能なものもありますが)

しかも、新しい冷蔵庫が到着したからといって、すぐに電源を入れるわけにもいかないかも!
(最近の冷蔵庫はあまり待たなくて良い気がしますが)

そこで、冷凍冷蔵庫の中にはいっているものは 電源を切ってから庫内の温度が上がりすぎる前にせっせと冷凍冷蔵庫の中身を出し、冷凍保存のものは地下の冷凍庫へ。冷蔵保存のものは保冷剤の入った容器とか、発泡スチロールの箱に入れて、なるべく温度の低い場所へ移動です。

と、地下にある冷凍庫のドアを開けたら

・・・・霜がびっしりついている!!! (ショック!)

冷凍庫庫内

写真だとそれほどひどくないように見えるかもしれませんが、これはもう霜取りの途中だから・・なのです。

ああ・・忘れていた!霜取りするのを!(時間がたつのは早すぎる!と忘れていた言い訳をする)

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冷凍庫に霜がつく原因

冷凍庫に霜がつく原因は ドアを長時間開けっ放しにするなどして外気が庫内に入る事です。

外気は冷凍庫内より温度が高いので空気中に含む事ができる水分(湿気)が多いのですよね。その水分は空気が零下になると(というより、空気が冷却されると)空気があまり水分を抱えられなくなり、空気が含む事が出来なくなった水分が水となります。高温多湿の空気が冷却されて水分が発生します。そして・・・冷凍庫なのでその水分は凍ってしまいます。

でも冷凍庫のドアを全く開けないわけにはいかない!ですよね。開ければどうしても温度の高い外気が庫内に入ってしまいます。
現在では日本のほとんどの冷凍庫は、自動で庫内の壁にその霜がつかないように溶かす仕組みがついているのだと思いますが、ドイツの冷凍冷蔵庫では 霜取りが必要な機種がまだまだ多いのです。

我が家の場合はキッチンにあった古い冷凍冷蔵庫は10年以上前に買ったものでしたが、その際に「No Frost 」(霜がつかない!)商品を探しまくって購入したので 霜取りは一切不要でした。

ですが、地下室に置いていた冷凍庫は(ドイツの冷蔵庫メーカーでは良いので有名なLiebherrの製品なのですが・・・)No Frost機種ではなかったのです!!

忘れてた・・・我が家に霜取りが必要な機種がある事を! 不覚!

霜取りの仕方

あわてて霜取りをする事にします!これ以上放置出来ません。(すでに放置しすぎ!)

ネットを調べると「ドライヤーを使う」とか「金属のボールにお湯を入れて、冷凍庫におく」などありましたが、私はドイツに来たばかりの時にお世話になっていたドイツ人家庭の奥さんに教えてもらった方法でやっています。

用意するもの:タオルやフキンなど、バケツ、ぬるま湯(手がつけられるくらいのお湯)

  1. 冷凍庫の電源を切ります。
  2. 冷凍庫の中を空っぽにします。 (ここまではどの方法で霜取りするにも必須ですね)
  3. 冷凍庫の周りに雑巾を敷く、などして溶けた氷が冷凍庫の置いてある床をなるべく濡らさないようにしておきます。
  4. バケツにお湯を入れて、タオルや布巾をお湯につけて絞ります。濡れ布巾を作るわけですね。
  5. 冷凍庫のドアを開けてからしばらく放置しておいてもいいですが、自然に霜が溶けるのを待っていると時間もかかるし、なにしろ溶けた水が庫内から流れ出ては困るので、濡れ布巾で霜のついている部分を拭きます。要するに温めて霜を溶かします。
  6. 濡れ布巾で温めていると、冷凍庫の壁から氷の塊(霜)が外れ始めるので、それを手や、冷凍庫の壁を傷つけないようなヘラなどで落とします。(落ちた氷はすぐにバケツなどに入れてくださいね)

霜取りの必要がない冷凍庫はNo Frost

冷凍庫の霜取りはドイツに住んでいる人はよく経験しているかと思いますが、前述のように ドイツにも霜取り不要の冷蔵庫があるのです。

その、霜取り不要の冷凍庫には「No Frost 」と書いてあります。
が、新製品でも全ての冷蔵庫がNo Frost と言う訳ではないのです。

今回、冷蔵庫を買い換えるに当たっても 目を皿のようにして「No Frost」の機種を探しました。

我が家の新しい冷凍冷蔵庫も主張しています!

「NoFrost」ノーーーフロスト!!!

(ここまで大きく書いておく必要ないのに・・・)

このNoFrostが当たり前ではないドイツ、新製品でも「LowFrost」と言う製品もあります。

LowFrostだとつく霜の量が少ない、そうですが、それでも年に1−2回は霜取りが必要だそうですよ。

NoFrostの冷凍庫の欠点

ちゃんと霜取り不要の冷蔵庫を作る技術がドイツの家電メーカーにもあるのに、どうして一部の製品しか「NoFrost」でないのでしょうか?
何か、環境に悪いとか? とドイツのサイトを調べて出た「NoFrost」の冷凍庫の欠点は

製品の値段が高い・・・自動で霜が溶けるようにするシステムを取り付けるから高くなるのは当然、かな
消費電力が多い・・・そりゃ、自動で霜が溶けるようにするには消費電力は多くなるでしょうね。でも霜取りする時に電源を切るので また冷凍庫の電源を入れた時に適温になるまでの消費電力は高くなるので (エネルギー、必要ですよね。室温まで上がった庫内を急にせっせと−18度くらいまで冷やさなければならないのですから)合計したら年間の消費電力はあまり変わらない、とか。 え?だったらこれは「NoFrost」の欠点ではないですよね?

と言うわけで、我が家では新しい冷凍冷蔵庫は NoFrost。 特に欠点はない、と判断しています。霜取りも必要なくて安心!(ドアを開けっぱなし、とかドアの故障があればNoFrostでも霜がつく事があります)
ですが、地下室の冷凍庫の霜取りを忘れないようにしなくては!
霜取りしないで放置すると冷えにくくなり、電気代もかかります。第一、庫内が狭くなりますよね。

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