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地球温暖化の対策には肉を食べるのをやめましょう(!?)

肉料理 ニュースより
この記事は約3分で読めます。

この夏も一時は記録的な暑さで悲鳴をあげたshirousaigiです。
・・とはいえ、今年の夏は去年ほど暑い日が多くなかったようですが。

地球の温暖化が問題になっている昨今、なにかと温暖化問題への対策が講じられていますね。
温暖化の原因の一つは二酸化炭素の増加、です。

この二酸化炭素、人間も生きていると呼吸をして二酸化炭素を吐き出しています。
人間の存在だけで環境に悪いようですね。。。う〜〜ん、罪深い人間・・・

ところで、先日、ドイツの政治家が温暖化対策の一つとして、ある案を持ち出してきました。
それは

肉にかかる消費税は7%から19%にあげましょう!

というもの。

ドイツの消費税は食品、書籍などは大体(例外あり)7%、その他は19%です。
スーパーやお肉屋さんでお肉を買うと消費税7%を払っていることになります。

その消費税、肉には19%と高くしよう!と言うわけ。

お肉・・・

どうして「地球温暖化」対策に「肉にかかる消費税をあげる」のでしょう?

牛や豚といった動物が食肉になるまでに必要な飼料や排出物から二酸化炭素が発生します。
特に牛は温室効果の高いメタンガスを排出しているのだそう。
人間が肉を食べるために豚や牛といった家畜を育てると、地球上の二酸化炭素が増えるのですね。

データによると
1kgの牛肉を生産すると約12kgの二酸化炭素が排出されるのだとか。
豚肉や鶏肉の生産には牛肉ほど多くの二酸化炭素を排出しないのですが、それでも豚肉1kgで約4kgのCO2(二酸化炭素)を排出しているそうです。

例えば・・・牛肉100gを食べたらCO2排出量は約1.23kgで、これは自動車で8kmほど走った時に排出されるCO2の量とほぼ同じだそう。 (参考にしたサイトはこちらのCO2測定)

これに比べると じゃがいも1kgの生産で排出されるCO2の量はたった0.4kgなのだそうです。

肉を生産すると沢山の二酸化炭素が排出される
だから肉にかかる消費税を高くして、肉の消費量を下げよう!

と言うわけなのだそうですが・・・
そんなにうまく行くのかな? 肉の消費税をあげる、と言うことは肉の値段が高くなる、と言うことですね。

これまで質の良い肉を買っていたけれど、値段が高くなったから、安いディスカウントスーパーの肉にする

と言う人が増えるのではないか、と言うことが懸念されています。

それでは・・・なんの意味もないですよね。 安いお肉はその動物の飼育方法にもよっています。
狭いところに豚や牛を詰め込んで、手間をなるべくかけずに育てれば、安く肉を作ることができるのです。

それでは・・動物虐待!ですよ。(肉の味ももちろん落ちるけど)

ちなみに、ドイツの国民一人当たりの肉の消費量は年間約60kgだとか。
そのうち,

  • 豚肉35.69kg
  • 鶏肉13.19kg
  • 牛肉9.67kg

なんだそうです。(ドイツは豚肉が美味しいと思います!)

日本人だとおそらくドイツ人ほどお肉は食べていないと思われるけれど、
そして私も肉はそれほど食べないのですが、
でも、いつもお肉なしの食卓、ヴィーガンは辛いのよね。。。

でも、やはり、お肉の消費量、減らそうかな・・・

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