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風速は「時速」で表せばもっとわかりやすいのに

ニュースより
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これを書いているのは10月11日、ドイツ時間の午前中です。

昨日からtwitterを見ていると、台風19号関係のツイートが出てきます。
それを読んでいる最中、外は(割と良い天気でしたが)結構強い風が吹いていて、庭の木々が揺れ、葉が落ち、木になっているドングリやくるみの実が風で落下して屋根に当たる音が聞こえます。

特に強い風ではありませんが、その時に台風情報を見ていた私には、なんだかもう直ぐ我が家の近くに台風が来るのではないか?という錯覚に陥ってしまいました。

怖い!

本当は木々を見て癒されるのですが—

ここで思い出してしまうのが、2014年の春の嵐。
最大瞬間風速が144km/hを記録したそうで、その翌日はデュッセルドルフのあらゆる場所の木々が倒れて交通も麻痺しました。

路上駐車の車が倒れた木の下敷きになり、破壊されているのを目にして怖いな・・・と思ったものです。

この時の風速が最大144km/h。
今回の台風19号の風速は、最大風速50m、最大瞬間風速は70m、と出ています。

日頃、風速を時速で耳にしているので(目にもしているけど)秒速の数字を見てもピンとこない!

1秒間に50mです。ということは・・
1分間に60×50=3000m=3km。
1時間で60×3=180km。
簡単にすると秒速(m/s)×3.6=時速(km/h)ですね。

で、180km/hです!
あの2014年のデュッセルドルフの嵐の時の風速より速い、ひどい・・・
しかも最大瞬間風速は70m/s。計算すると252km/hですよ・・・

暴風は本当に怖いです。デュッセルドルフの大暴風「Ela」(エラという名前が付いています)ですら本当に怖くて死者も出ました。
あれから少しでも強風が吹くと、木々や瓦が飛びそうな家の近くを歩くのは出来るだけ避けています。暴風が予報されれば外出しません。

それに、デュッセルドルフにはライン川が流れていて、橋を渡る事も多いのですが、橋の上は強風の時はできれば避けたい、コースです。
とはいえ、目的地が川の向こうだと橋を渡らずには目的地にたどり着けないのですが。

風速の話に戻りますが・・・

ドイツに限らず欧米では天気予報などで聞く風速は時速のようですね。(なので、私が日本のニュースを聞いて直ぐにピンとこない物の一つが風速です)もっともノットで表されるともっとわからなくなるのですが。

これを時速で表した方が感覚的にもわかりやすい、と思うのは私だけではないはず!です。
実感するのに、例えば、高速道路。 アウトバーンは今のところ、まだ最高時速制限はありませんが、右側車線(追い越し車線は左側です)を走っている車は渋滞でもない限り、大体80~130km/h。
これでも車の故障などで路肩に車を止めて車外に出ると・・通り過ぎる車の風で吹っ飛びそうになります。(怖いです!)

あのアウトバーンを走っている車より速い暴風が来ると大木ですら倒れる可能性が大きいですよね。

明日、10月12日から実質、ここノルトライン=ヴェストファーレン州は秋休みに入ります。
学校が休暇という事で日本への一時帰国をされる方も多いのではないか、と思いますが、
混乱がない事、無事に日本へ飛べる事を祈っています。


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