冬至(2019年は12月22日でした)は過ぎましたが、寒さはこれからが本番、ですね。1年で一番寒い時期というと、2月あたりなのはドイツも同じです。
ドイツでも私が住んでいるここNRW州は、冬は割合に温暖ですが、それでも朝晩は気温が零下になる事も多く、雪が降る事もあります。(って、位置する緯度からすると本当に温暖ですよね)
冬になると困るのは・・我が家のウサギさんの大好きな野菜が高騰する、手に入れにくくなる、という事ですが、うさぎだけではなく、野鳥も冬になると餌が不足して困っているようです。
という訳で、自然保護団体のおすすめは、11月から2月末にかけて、庭やベランダに「野鳥の餌」を置く事です。
これ、結構やっている人が多いのではないでしょうか?少なくとも、私は知人宅などにいくと、庭などで「野鳥の餌」がぶら下がっているのをよく見ます。
我が家の庭にもあります。
餌を食べに来た野鳥を見るのって、楽しいのですよね。
餌は、我が家は1年中やっていますが、冬だけがいい、という説、1年中がいい、という説、両方あり、どちらが本当のところ、野鳥にとって良いのか、私にはわかりません。
夏には庭に自然の餌(虫とか植物の種とか)があるので、それを自分で探す方が良い、と言えば、それまでですが、人間の与えた野鳥の餌があっても、自然の餌を探している気がするのです。
どちらが鳥にとって美味しいのかしらね?
野鳥に与える餌は
Meisenknödel(マイゼンクネーデル)と呼ばれる、こういった鳥の好きな種とかがボール状に固めてある物とか
ひまわりの種、です。
他にも市販されている野鳥の餌がありますが、この2つは、私の経験からだと、多くの種類の野鳥が喜んで食べにやって来ます。
ネットに入った餌をぶら下げておくと、アカゲラのような結構大きい鳥もやって来ます。
餌のボールをいくつか入れて、ぶら下げる容器もあります。特に冬によく見かけるのがヨーロッパコマドリ。この容器に餌を入れておくと、カササギのような大きな鳥に、ネットごと餌をうばわれる、という事がありません。
この白黒の鳥がカササギ。カラスなどにネットごと餌を奪われた事もあります。(持ち去って行きました)
ひまわりの種は専用のバードフィーダー、餌台に入れておきます。
↑こんなタイプとかもありますね。
我が家で使っているのは、かけるタイプです。
ここからひまわりの種が落ちて、地面でひまわりが育った事も!
これらのフィーダーや餌をかける場所は、なるべく窓ガラスから離れている事。そして、窓ガラスには装飾などして、鳥がガラスの存在に気がつくようにしてあげる事。そうしないと、餌目掛けてやってきた鳥がガラス窓にぶつかってしまう、という事が結構あります。
そして、悪天候でも大丈夫なところ、猫などやってきた時にすぐに隠れられるように、生垣や木の近く、が良いですね。
バードフィーダーは時々熱湯で消毒も必要です。野鳥といえど、病気になってもらっては悲しいですよね。
この冬もたくさんの野鳥がくるといいな〜ドイツでよく見られるのは
- Meisen(Kohlmeisenとか)
- Fink(アトリ科の鳥)
- Spatzen(雀)
の種類だそうです。我が家でよく見る鳥は雀、Kohlmeisen(シジュウカラ)、Buntspecht(アカゲラ)、Eichelhäher(カケス)かな?
そうそう、冬でも水あびをする鳥がいるので、綺麗な水を用意しておくのもいいですよ!
コメント