「嫌われる勇気」をオーディオブックで聴きました

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2013年に出版されてベストセラーとなった

「嫌われる勇気ー自己啓発の源流「アドラー」の教え」

この本をすでに読まれた方は多いかと思います。アドラー心理学については、知り合いが興味を持っているのもあって、名前だけは知っていたのですが、心理学の本を読んでみよう!という気になれなくて、今まで、このベストセラー本を手に取ろうとしていませんでした。

今回、それをオーディオブックという形で読んだ(聴いた)ので、簡単に個人的な感想を述べたいと思います。

「嫌われる勇気ー自己啓発の源流「アドラー」の教え」岸見一郎、古賀史健・著

心理学者アルフレッド・アドラー(1870-1937)の思想を物語にしてまとめた本です。

この本の存在は出版されてすぐに知ったのですが、タイトルの「嫌われる・・・」から、てっきり、「皆を同じ事をしなくて良いよ〜〜」と言った教えかと思い、あまり興味が湧いていなかったのです。

アドラー心理学についても、その存在は知っていましたが、中身は全く知らず、でした。

そんな時、「この本は一度読むべきだ」という意見を数名の方がブログやYou Tubeで述べているのを耳にして、興味が出てきたのです。

「嫌われる勇気」オーディオブック版、おすすめ!

電子書籍で買っても良かったのですが、ちょうど「Audible」のコインが余っていたのでAudible版で購入しました。

余談ですが・・・

私は普通に本を読むのも好きなので、オーディオブックでなくても良かったのですが、本を読む時間が取れない、という事がよくあります。

本を読みたいのに読む時間が取れない、けれど単純作業の家事をしている時(大量の野菜を切るとか、洗濯物を畳むとか)には、音楽など聴くことは出来ます。単純作業ゆえに何か聴きたくもなります。

電子書籍を「読み上げ機能」を使って読む(聴く)事もあります。が、これだと漢字の読み間違いが結構多く(笑えるけれど)、どうしても音声が不自然で聞き苦しい事が多いのです。

その点はちゃんと人間が朗読したオーディオブックは聴きやすいので重宝しています。

というわけで、アマゾンの「 Audible」の会員なのです。そこで、今回はAudubleの「嫌われる勇気」を聴きました。

会話形式なので、読むのも良いけれど、聴くのも自然でわかりやすい

聴き始めるまで知らなかったのですが、この「嫌われる勇気」は「哲人」と「青年」の2人の対話形式で書かれています。

この対話形式、書かれている言葉が話し言葉として不自然ではないので、余計にオーディオブックで聴いても自然で、しかも青年の意見が少々極端でドラマチックに話が進むので、すっかり聴くのに夢中になりました。

まるでラジオドラマ、という感じです。

本を読まれた方の中には青年のセリフがわざとらしい、自然ではない、といった意見がありましたが、それくらい大げさなので、かえってドラマのように聞こえて、オーディオブックの方があっているように思えたのかもしれません。

劇やドラマはわざと大げさなセリフを使うことがありますよね。

内容は全て受け入れるのは辛い、かもしれませんが、十分納得出来ました

内容は「アドラー心理学」ですが、実にわかりやすく書かれています。

出版してすぐにベストセラー入り。累計発行部数は100万部超え、という本なので、すでにこの本の内容、要約の書かれたブログ、動画が沢山あります。

なので、ここでは内容は簡単に紹介します。私個人的には内容は納得できるものでした。

「トラウマ」を否定、原因論ではなくて目的論

よく「親に厳しく育てられたからこんな性格になった」などと耳にします。現在の自分がこうあるのは、過去の出来事が原因だ、というわけですね。

「両親が喧嘩ばかりしているのを見て育ったから結婚しない」など。

確かにそれもあると思いますが、アドラー心理学では「トラウマ」を否定、結婚しないのは両親が喧嘩をしていたからではなくて、自由に生きたいから結婚しない、というわけです。

「親に叱られてばかりで育ったから、今でもビクビクする」という性格を直したくても、「親に叱られた」ばかりに気をとられていると、変化出来ないですよね。

過去でも未来でもなくて、「今」に注目して生きると楽だな、とは私も感じます。今を生きる、ですかね。

「すべての悩みは人間関係の悩みである」

アドラーは「すべての悩みは人間関係の悩みである」と述べています。

これは以前から聞いていて、「そうだろう」と思っていました。クヨクヨと悩む事になる時は大抵誰かとの関わりだったからです。

子供の頃だと「Aちゃんにいじめられた」とか「悪口言われた」とか。

ところが、「嫌われる勇気」を読んでいると、もっと大きな次元で「すべての悩みは人間関係の悩みである」だったのですね。

そう、言われれば、「太っている」などでも他人を見なければ(自分がこの世で1人なら)太っていることには気がつかず、悩まないわけですから。

ほめない、しからない。感謝する

これは私も激しく同意しています。

「叱らない」のはもちろん、「褒める」というのは上から目線だと思います。ケースによっては(例えば子供に向かって)褒めるのもアリですが、時々、他人に褒められて「なぜ、あなたに褒められるの?」と違和感を感じることがあります。

「ありがとう」はいつでもどんな関係でも使えますよね。言われて嫌な気がしたことがありません。

他人からの承認を求めない、他人の課題に踏み込まない

他人からの承認を得たい、褒められたい、と行動すると、自分の気持ちとは違っても行動するようになります。自分の意志とは違う行動を取る、それは不自由な人生ですよね。

他人の判断に自分の人生が任されてしまいます。他人の好みに合わせて行動するのではなく、自分の意志で行動してこそ、自由な人生ですね。

また、この本では「誰の課題なのか課題を分ける」ことが重要だと述べられています。

子供が宿題をしなくても、それは子供の課題であり、親の課題ではない、など。

自分の課題なのか、そうでないのか、ここをしっかりと見分けることは大事ですね。特に子供の課題に口出しをしすぎるのは危険です。

私はどんな本でも丸呑みにして内容は100%絶対に正しい、とは思わないように努めています。もちろん、同意できる、これは素晴らしい、と思う箇所は取り入れるようにして、納得出来ない箇所は参考意見として取り入れ、他の本を参考に自分はどうするべきか考えます。

この「嫌われる勇気」も一読して、スッと頭に入った箇所は取り入れ、疑問に思ったところは再読して考慮したいですね。何度か繰り返し読むのがおすすめです。(聴くのが、ですね、オーディオブックだと)

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