2月に入ったとは言え、まだ寒い日が続きます。
すると・・やはり野菜の値段が高い!特にサラダを食べようにも、きゅうりやトマトの値段が高くて悲しくなります。
そんな冬に我が家に登場する野菜の1つがチコリです。
チコリ、Chicoréeとドイツでもフランス語で書きます。(éの文字はドイツ語にはありません)
チコリとは
菊科の植物で、その根だけを日の当たらないところに置いておくと、根から芽がでて、白っぽい葉が生えます。
その白っぽい葉が固まっているのがチコリ。(根を取って市場に出荷されます)
生まれはベルギー。19世紀にブリュッセルの農家が偶然発見したらしいです。
チコリは美容に健康に良いそうですよ
ドイツのスーパーの野菜売り場でよく見かける野菜なのですが、まだそれほど人気というわけではないそうで、ドイツでは1人当たり1年にチコリを食べる量はたった300gなのだとか。
まあ、我が家でもキュウリやトマト、サラダ菜に比べたらチコリの食卓に登る回数は少ないです。
このチコリ、少し苦味があるのですが、この苦味が消化を助け、新陳代謝や血流をよくするのに一役買うのですって。
しかもビタミンも豊富。カロリーは少なく、食後の血糖値はゆっくりと上がるので、ダイエットにも良いみたいですね。
我が家で作るチコリのサラダ
その健康によさそうなチコリですが、我が家ではよくみかんやオレンジを入れたサラダを作ります。
酢(バルサミコ酢とか)にオイル(オリーブオイル、くるみオイルとか)、それから塩・胡椒といったドイツ人が普通によくつくるドレッシングに チコリを輪切りにしたもの、オレンジを一口サイズに切ったものを混ぜ合わせます。
チコリはちょっと苦味があるので ドレッシングに砂糖とか蜂蜜を少し加えるのも良いですね。チコリにはオレンジなど柑橘類がとてもよくあいます。
私が初めてチコリを食べたのはドイツ。その時にお世話になっていたドイツ人家庭の奥さんが作ってくれたチコリのサラダが、このオレンジを入れたサラダだったのです。
チコリを知らなかったその頃、初めて食べたチコリの食感と苦味、そしてオレンジの甘酸っぱさがとてもよくあっていて、大好きなサラダの一つとなりました。
チコリの保存は暗いところで
日の当たらないところに置きっぱなしになった根から出た葉が美味しくて、チコリとして栽培され売られるようになった野菜、光にあたると変色してしまうので、保存は光にあたらないように、湿らせてた布巾に包んで冷蔵庫に保管すると良いそうです。
(我が家は買ってきたら直ぐに食べてしまうことが多いので、買った時の状態でそのまま保存していますが・・)
このチコリ、実は、我が家のウサギさんも好きで食べます。ウサギにやる時は、チコリの外側の葉を取り除いた、残りを与えます。
もちろん、外側の葉は人間がサラダにしていただいていますよ。
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