今週月曜日、5月11日からレストラン、カフェの営業が許可されたドイツはNRW州です。
営業可能といっても
- テーブルとテーブルの間を最低1.5mは空ける事
- 立ち飲み、立ち食いのお店は営業不可
- お客の名前などデータを集める事(感染者が出た場合に備えて)
- 一つのテーブルについていいのは2世帯まで(3つ以上の別の家に住んでいる人が一緒に一つのテーブルについてはいけない
- ビュッフェは禁止。飲み物、食べものは客が運んではいけない
など、規則は厳しいようです。
そのせいか、営業許可が出た1日目の5月11日は、デュッセルドルフ近くの街Mönchengladbach では存在するレストラン、カフェのたった3分の1の店しか営業をしなかったとか。
営業許可が出ても、テーブルとテーブルの間を1.5mもあけなくてはいけない、となると、それほどお客さんを入れることができませんよね。
その上、外食をする事をためらっている人、また在宅勤務で外食の必要性がない人も多いようです。
レストランのお店をあけても、営業再開しても、それにかかる経費を埋めるだけの売り上げが見込めるのか?疑問ですよね・・・
ちなみに、1.5mは座席の背もたれから隣のテーブルの座席の背もたれまでです。
そういえば、あのデュッセルドルフのラーメン屋さん、普段なら店内のテーブルとテーブルの間はとても狭いなあ。
不幸中の幸いは外にもテーブルがある事です。これからしばらくは晴天続きです。お外で食べるのが一番良いみたいですね。
しばらく会っていない友人2人と一緒にカフェにでも行っておしゃべりしたいな・・・と思いましたが、3人それぞれ別の家に住んでいます。
一緒のテーブルにつけない・・・(涙)
1人別のテーブルについて、だと1.5mも離れている・・・
このご時世に大声でおしゃべりしたくないですよね。友人とガヤガヤカフェでおしゃべりはまだまだ先の事のようです。
バー、ディスコ、座席のない飲食店は(テイクアウト以外)まだ営業は許可されていません。(個人的にはいずれにしてもバーにもディスコにも行かないけれど)

そういえば、ロックダウン中、ドイツでもテイクアウトやデリバリーは許可されていました。
コロナでレストラン営業できず経営が大変になったお店を救おう!という動きはドイツでもあったようで、いつだったか紹介した食品ロスを軽減しようというアプリでも「コロナの被害にあっているお店の食事をテイクアウトしよう」というコーナーができています。

「Too Good To Go」というアプリではこれ「We Care」。(この画面の下は普通の食品ロスを削減しようというお店です)
「残り物ではなくて、普通に売られている食事のテイクアウトをこのアプリで支払ってお買い物できるから、ここで買ってね!」といったお店の紹介です。
まだまだ家族が家にいて家事に追われていて、なかなかテイクアウトですら注文できない日々が続いているのですが、そろそろ家族の外出も増えるだろうから、食事のテイクアウトしようかなあ?
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