先日見たYou Tubeの動画です。
この動画で述べられている老害はこの3つ。
- (頼んでもいないのに)自分の話をずっとする
- 年下にマウントをとる
- 自分のわからないものを否定する
「老害」ですが、何もシニア世代に限らないことで、若い人でもこう言った行動をする人がいるから気をつけろ!とのこと。
以前、こんな事を書きました。
50代になって、ドイツ滞在も長くなった私には、同じ様にドイツ滞在が長い知り合いや友人らがいるのですが、
- 自分の方がドイツ滞在が長いからこの国の事をよく知っている
- 自分の方がドイツ滞在が長いからドイツ語を良く知っている
と思っているのか、若い人や自分より後にドイツに来た人に向かってマウントをとる人の姿を見る事があり、
こんな事はして欲しくないなあ・・と思うのです。
質問を受けて、本当にドイツの事をよく知っているから知らない人に教えている、と言うのならわかります。
が、聞いていると
- 今はそうではないのになあ・・
- その解釈、違うのになあ・・
- それ、単なる自慢話でしょ?
と、思うこともあるのですよ。
どこに住んでいても、こう言った行動をとる人はいますよね。
私はドイツに住んでいるので、外国に住む日本人に関して述べると、
- マウントをとる人は、この国に他の人より長く住んでいるだけでこの国の事をよく知っている、と思い、
- その話を聞く、聞かされる人はまだドイツに来たばかりなので、「ああ、あの人はもう長い事この国に住んでいるから言っている事は正しいのだ」と思い込みありがたく話を聞き、
- マウントをとる人は感心されるのでますます自慢話を続ける
と言う図式があるように見えるのです。
もちろん、ドイツに長く住んでいる人の経験話には、「へ〜〜こんな事もあったんだ!こんな物があったんだ!」と面白く参考になる話もあります。
歴史の教科書で習った事を経験している人がいて、その話を聞くとそれはそれで面白いですよね。
ところが、頼んでもいないのに、そして、会議中などのケースなのに、いきなり
「自分がドイツに来た時はね・・・」と(その時に話すテーマとは関係ない事を)話し出す人。
はっきり言って、時間の無駄だし、自慢話以外の何物でもない!
のですよ。

ドイツに来たばかりの方へ!
ドイツに長年住んでいる人の話すことが必ずしも正しいとは限らないし、ドイツに長年住んでいればドイツ語を正しく話し、理解するとも限りません。
相手の承認欲求を満たすだけのこともあります。(ちらほらと見かけるので・・・)
間違った事を話しても、ドイツに来たばかりの人にはその話の内容が正しいのか、単なる自慢話なのか判断しにくいですよね。
だから、こちらで自慢話する人は延々と何年もやっているのかもしれません。狭い社会だし。(外国に住むと、意識して視野を広げない限り狭い社会に住んでしまう危険が高いと思います。自戒の念を込めて!)
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