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ロックダウンは続くよ・・・医療用マスク着用がドイツで義務になるって誰が予想した?

OPマスクとKN95マスク ニュースより
この記事は約4分で読めます。

ロックダウンは続くよどこまでも〜〜〜♪

に、ならないことを祈っている、ロックダウン中のドイツに住むshirousagiです。

先日、ブログに

11月2日に始まった「ロックダウン・ライト版」が12月16日から「ロックダウン・ハード版」になり、さらに今年1月11日から「ロックダウン、もっとハード版」になるドイツです。

今度のロックダウンは一応1月31日までの予定。1月下旬にはまたメルケル首相と各州の首相の会談によってその後のコロナ対策が決定されるようです。

と書きました。(記事はこちら

この1月おしまいに予定されていた会談が少々早まり、1月19日に行われました。(ま、下旬には違いないけど)

ドイツは地方分権なので、メルケル首相と各州の首相の会談のあとに州の閣議会議が行われて、決定になります。なので州によって規則に多少の違いは出てくるのですが・・・

1月31日まで予定されていたロックダウンは2月14日まで延長になりました(涙)。

そして

ついにドイツ全土で

買い物と公共の乗り物利用時は医療用マスクを着用が義務

になりそうです。(というか、なった、といっても過言ではない←追記:NRW州の場合、1月25日から着用義務、と正式に発表されました。)

あの、風邪を引いてもマスクをして外出しないほうが良いと言われたドイツで!

風邪対策はマスクより握手禁止・ドイツではマスクをしないでね

(記事の内容はその当時のドイツはそういう習慣だったということで、あえて変更していません)

この記事を書いたのは去年の1月です。そう、中国ではすでに新型コロナ感染者が見つかっていたのですよね・・・この頃のドイツではまだまだコロナって他人事、だったのですよ。

で、医療用のマスクですが、認められているのは

  • FFP2
  • KN95
  • N95
  • OPマスク

といったマスクです。

このうち、FFP2、KN95、N95というのは国によってマスクの規格が違うためだそうで、N95はアメリカ、KN95は中国、そしてヨーロッパの規格はFFP2だとか。

なので、どこへ行くにも「FFP2」のマスクを着用していればまずは問題ない

ようです。

我が家の大学生の息子は全ての講義をオンラインで受けているのですが、さすがに試験は大学で行われるようで、

「試験会場ではFFP2マスク着用が義務だって」と。

試験は2月中旬にスタートするのですが、病気などでマスクを着用できない人は今のうちにお医者さんから証明をもらっておけ、とのこと。マスクの用意もあるから、早めに発表されたのでしょう。(いや、それほど早くもないか?)

FFP2マスク着用は健康な人のみ、しかも75分連続着用したら30分は外すべきだとか。
流石にウイルス遮断率が高いだけあって、着用していると息苦しいのですね。

我が家にはお値段がちょっと安かったKN95のマスク(中国製)と高かったFFP2のマスク(ドイツ製か?)があるのですが、

試験にFFP2のマスクが必要」(どうやらFFP2に限定されているらしい)という理由で、ちょっと高かったFFP2は息子に渡し、私はお買い物にKN95のマスクを使うつもりです。

それにしても・・・マスク1つ(しかも使い捨て)1~3ユーロ(120円から360円)も払うのは・・・辛いなあ。(FFP2には再度利用できるものもありますが)

KN95マスク

布のマスクは買い物や公共の乗り物利用以外で使えない、ということ以外は、これまでの生活とあまり変わりそうにありません。

ということは・・・

  • 引き続き、毎日の生活に必要なものを売るお店以外は閉店
  • レストラン、カフェもテイクアウト、デリバリー以外は禁止
  • 学校、幼稚園は閉鎖
  • 授業はオンライン
  • 理容院、美容院、マッサージ(医療関係以外)、フィットネススタジオなど閉鎖
  • コンサート、博物館閉鎖・・・

ですよ。

あのベルリンフィルの本拠地、ベルリンフィルハーモニーのコンサートホールはベルリン市条例によって、すでに3月31日まで閉鎖が決定されているとか。(一部の予定されていたコンサートは無観客の上、オンライン配信)

昨日、久々に街まで出かけたのですが、普段なら賑わっている駅周辺も

・・・・しーーーーん・・・・

と、静まり返り、商店街も人はいるけれど、人の姿は銀行のATMの入り口とか、薬局の前の行列とか(人数制限で外で待たされる)

街が死んでいる! 

と思うのは私だけではないはずです。悲しいなあ。

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