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【読書】成功体験より失敗体験を知る方が大事?2021年1月後半に読んだ本

読書
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こんにちは、shirousagiです。遅くなりましたが、今年2021年1月の後半に読んだ本を紹介します。

ロックダウンがますます厳しくなって外出が減っているので・・・本が読める!

「キレる!」中野信子

この本のタイトルを見た時、キレる人と関わる人への本かと思っていて、「あまりキレることはないし、読んでも無駄かな?」と思っていましたが、搾取されないように反撃しよう、ということ、そして、脳の仕組みについてのお話で面白く興味深い本でした。

他人から都合のいい人にならないように、得するキレ方はするべきだということはいかにも日本人向けの本、といえるかもしれませんね。

正義感から制裁行動をとると出るドーパミンという物質が快感を与え、「自分は正しいことをしている」と、承認欲求が満たされ、理性がきかなくなり止まらなくなること

オキシトシンという愛情ホルモンが家族などを憎むようになるというデメリットもあること、

など、「どうして自粛警察が?」「どうして家族なのに文句をいうの?」といった現象がどうしておこるのか説明されていて、なるほどな、と納得しました。

脳の働きを知っておくと、他人がどうしてそんな行動をとるのか謎が解けそうです。

Bitly

「運は操れる」メンタリストDaiGo

「科学に基づいて」が口癖のようなメンタリストDaiGoさんが「運」という言葉が入ったタイトルの本を執筆されているので、「え?」と思いましたが、これはスピリチュアルの本ではなく、「運」を科学的に解説した本です。

やる気が出たから行動するのではなく、行動したからやる気が出る、ということ。

また、不安に強くなり、人生とコントロールしている実感の中で掴んだ運が人を幸せにしてくれる、ということ。

そのための不安に強くなるテクニックが5つ紹介されています。

その中の一つ、「失敗ノート」をつけて、それを読み返す、これは参考になりました。

成功したら、その方法ばかり気にしますが、失敗した時にどうしたから失敗したのか、それをメモしておく方が大事ですね。

Bitly

「破天荒フェニックス オンデーズ再生物語」田中修二

2020年にテレビドラマ化されたこの小説、話題になったので読んだ方も多いのでは?と思います。

私は今回初めて読みましたが、面白かった!ドラマ化されたのもわかる!

アマゾンのレビューに「今現在、仕事がうまく行ってなかったり大変な人におススメです」とあるのですが、我が家も自営業で、コロナの影響を受けて大変。「この先大丈夫かなあ?」と思いつつ過ごす毎日。

でも田中さんの経験を読むと、「これくらい、大したことない!銀行から借金できるだけ幸いだ!」などと前向きにならざるを得ません!

Bitly

「大きな嘘の木の下で ~僕がOWNDAYSを経営しながら考えていた10のウソ」田中修二

「破天荒フェニックス オンデーズ再生物語」が面白く、しかも田中氏の経営に関する考え方、人生に関する考え方がとても参考になったので、こちらも読みました。

いくつかは「そう言っても綺麗事だよ」と思ってしまうところもありましたが、「そうか、そういう考え方があるんだ」ととても参考になりました。

  • 「豊かさ」を基準にして考える
  • お金は交換ツールでしかない
  • 学ぶべきは失敗するパターン(とても納得)
  • 選択は大した意味がない。(「あの時こうしておけば・・」は意味がない)
  • 人に期待するのをやめる(これを聞くと冷たいようですが、本当の意味では人に期待をしないとちょっとしたことが嬉しくなって人生楽になりますね!納得)
  • 「自信」は自分をダメにする
  • 目的と手段を履き違えた時、会社は倒産に向かう(目的と手段の違い、しっかり把握しよう)

Bitly

選択そのものには意味がない、結局、どの道を選んだところで、どうするか、どうしたかで人生は決まる。「ああ、あの時こうしておけば・・」と後悔ばかりしてもしかたないのです。

そして、失敗パターンを学ぶのはDaiGoさんの「失敗ノートをつける」に共通していますね。失敗することで色々なことを学べるということは、人生で本当の失敗はないのかも。

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積読になっていた本の中で「これは一度目を通したい」と思った本も読んでいます。(読まなくてもいい、と思った本は手放しました)
紹介する本はすでに絶版のはずです。古本では手に入るかもしれませんね。

「英語は度胸〜商社マンの通じる英語術」
「英語は愛嬌〜女性のための通じる英語術」

どちらも日商岩井広報室「トレードピア編集部」編。

海外で働く事になった駐在員さんが仕事においてどうやって英語をつかえるようになったか、という本と、夫が海外勤務になって、一緒に外国暮らしをするようになった駐在員妻のための英語での暮らしのヒント、といった本です。

1984年出版のようなので、内容が少々古く、現在ではあてはまらないところもあります(日本独特の文化や食事は今は海外で珍しくない)が、まだまだ「あるある」と言えるケースも多かったです。

外国での暮らしには、その国の言葉を間違いなく話せるようになる、より(間違いなく100%正しくなどとは無理)現地に溶け込むのが一番、というのは本書でも語られていました。

それにしても、内容が「そういえば、そう言った内容の事を昔読んだなあ、以前はよくこう言われたなあ」と思ったのは、私が1984年頃から外国(ヨーロッパ限定だけど)に興味を持っていたからかな?

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