
shirousagi(しろうさぎ)です。
ドイツに住んで早くも30年以上!
ピアノを教えながら、主婦業をせっせとやっています。
詳しくはプロフィールをみてね!
環境問題を考えて節約の一環として、今月から「フードロスを無くすチャレンジ」をしています。
ドイツの典型的な朝食というと、小型パンにジャムとかバターを塗る、これ。
この小型パン(Brötchen・ブレートヒェン)、新鮮なうちは美味しいけれど、翌日にはもう硬くなっていて、美味しそうでない。
今朝、テーブルの上をみたら、パンカゴにその小型パンがいくつか!
この硬くなったパン、パンプディングなど甘いものはもう飽きてしまったので、何か食事に出来ないかな?と思って思いついたのが
オーストリアの伝統料理、ゼンメルクネーデルです。
実は・・・これまで一度も作ったことがなかったのですが、硬くなったパンを捨てたくない一心で作ってみます!
では、スタート!
ゼンメルクネーデル(パン団子)
クネーデルと呼ばれる団子状の食べ物は南北ドイツ、オーストリアあちこちにあります。
この中でも私が好きなのは「カルトッフェルクネーデル」(Kartoffelknödel、Kartoffelklößeとも)。
去年のクリスマスディナーでも付け合わせにいただきました!
クリスマスディナーはガチョウのロースト〜今年はデリバリーでいただきました
今回はクネーデルはクネーデルでもパンで出来たゼンメルクネーデルです!
ゼンメルっていうのは小型パンのこと。
ゼンメルクネーデルのレシピ
材料
- 古くなった小型パン5〜6個くらい
- 牛乳(人肌に温める)250cc
- バター200g
- 玉ねぎ1個(みじん切り)
- 卵2個
- パセリ(みじん切り)
- (好みで)ベーコン(角切り)
- 塩、こしょう
今回、我が家で古くなって硬くなっていたパン。

パセリは乾燥、ベーコンはすでに角切りされているものを使いました。手抜き〜〜!

作り方
- パンをサイコロ状に切る。1cm未満くらい。
- 人肌にあたためた牛乳、バターで炒めた玉ねぎを溶けたバターごと1に加えて混ぜ、10分くらいおく。
- 残りの材料を2に加えて混ぜる。
- 丸いボールの形にする。それから冷蔵庫で1時間くらい寝かせるとベター。
- お湯を沸かして、4を入れて20分くらい弱火で茹でる。

せっせと切ったパン。

牛乳投下。早々とパセリもいれています。クルトンのようなパンの全てがドロドロになるわけではありませんが、それでOK。
所々のパンが固まっている、という感じで大丈夫です。(写真はまだ混ぜ始めたところ)
硬いパンが多すぎるようだったら牛乳追加、柔らかくなりすぎていたらパン粉追加!

テニスボール大に丸めて容器にラップをかけて冷蔵庫で寝かせました。
こうすることで、茹でている時にクネーデルが崩れにくくなります。

お湯の中に投下。

出来上がり!早速中を拝見!
このクネーデルにはマッシュルームのクリームソースがよく合いますよ。
というわけで、本日のランチです。

・・・・
で、作りました!人生初の「ゼンメルクネーデル」!!
実はですね、私はゼンメルクネーデルを食べたことがない!(なかった)のです。
いや、その存在は知ってました。スーパーに「ゼンメルクネーデルの素」とか売っているし。
だけど、あまり興味なかったのよね。それにジャガイモのクネーデルが好きだから、
クネーデルといえば、ジャガイモでしょ!
だったんですよね。
そこで、硬くなったパンの消化のために作ったゼンメルクネーデル。
いや〜〜どんな味のものかわからないのに、作るって、大変だったわ。
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