「人は未知のものに恐怖心を抱く」
耳にしたことがある人は多いと思います。
例えば・・・(外国在住なのでよく耳にする)人種差別。
これも、自分や自分の周りにいる人とはちょっと肌の色が違う、目の色が違う、言語が違う、という点で不安になって、未知のものである外国人を恐怖心から攻撃する、とか。
生まれて初めて大きなバッタを見て、怖い!
なぜ、本日は「未知のものに恐怖心を抱く」ということを書いているかというと・・・
庭へのドアに大きなバッタがいるのを見つけたのです!
いや〜〜バッタですよ!懐かしい!
日本の田舎育ちの私にはバッタって珍しくもなんともないんです。
だけど、このバッタを見たドイツ人の若い女の子。
「ぎゃあ〜〜!!なにこれ?」
すっかりバッタに怯えた様子です。
私が素手でバッタを捕まえたら、「未確認物体」でも見るように、不思議そうな顔で私を見ていました。
バッタなら子供の頃によく捕まえていたからね。
昆虫は特に得意ではないけれど、バッタは平気よ。
バッタがどんな虫か知っている私には怖くないけれど
まさか、バッタを捕まえて驚かれるとは思わなかったのですが、あとでよく考えると・・・
大体昆虫に興味あるわけでもないし、どちらかというと苦手な彼女。
そんな若い女の子が、生まれて初めて緑色の結構大きな虫を見たのです。
- もしかすると毒をもっているのかもしれない
- もしかすると噛みつかれるかもしれない
- 触ったら自分の手が汚れるのかもしれない
などなど・・知らないと不安になりますよね。そして、不安になると
怖い!
そう、
未知のものには恐怖心を抱くのです。
(まあ、日本のあのキッチンに出る虫は、知っていても怖いですが)
今年は虫が多い?
私自身、30年もドイツに住んでいるのに、こんな立派なバッタはドイツでは初めて見たのです。
そこで、年配のドイツ人(田舎暮らし)の方に「ドイツにはバッタはたくさんいるの?」と尋ねてみました。
すると、
「昔はよく見かけたよ。でも最近は昆虫は減ったね。バッタ、このところ全く見てないよ。」と。
私は、庭付きの今の家に住み始めて10年以上ですが、これまであまり庭に出ていないからなのかもしれません。バッタを見たのは今回が初めて。
そう、今年は昆虫をよく見かけるんです。蝶々は毎日のように見るし、トンボも飛んでいるし・・・
なんだか、嬉しいですね!
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