以前、こんまりこと、近藤麻理恵さんの書かれた、あのベストセラー「人生がときめく片づけの魔法」を読んで、こんまりメソッドにしたがって、衣類、それから書籍を片付けました。
「人生がときめく片づけの魔法」によると、衣類、本、と言う順番に片付けて、その次は
「書類」です。
この書類の片付けには、なかなか取り掛かれなかったのです。理由は
- 書類大国ドイツで、うっかり大事な書類を間違って捨ててしまったら・・・という不安
- バインダーに入れているので、邪魔にならない
- ときめくもなにもない、好みもないので味気ない
書類の保管場所に困っていなくて、邪魔にならなかったので、なかなか片付ける気にならなかったのですが、やっと書類の片付けに入りました!
と言うわけで、今週の「1日1捨」は、
毎日、書類を片っ端からシュレッダーにかけた!です。
書類の整理は「1日1捨て」祭りとして、一度取り掛かっているのですが、前回は書類の整理に必要なバインダーとその付属品を片付けました。
地下室の物置に眠る書類を片付ける
どう考えても、20年以上前の「銀行の取引明細書」(Kontoauszug/Kontoauszüge)などは保存の必要ない!
とは思っても、捨てるのはちょっと不安もあって、地下室の物置の隅っこにバインダーごと保管していました。
邪魔にならないから、と言っても、保存していては、いつか困る!
普段は見ないような場所だし、邪魔にならないし、
それでなくても物を減らしたから、物置は今はガラガラなのよ。
邪魔にならない、と言うのは「お片付けに励もう!」と言う人間にとってはデメリットです!
邪魔にならないから、片付ける気にならないんだもん!
考えると、
- 今の家を売り飛ばして、引っ越しをするかもしれない
- いつかは天国へ行くけれど、書類は持っていけない
そう、いつか、誰かがこの書類を片付けなければならないのです。
このまま書類を溜め続けると、一体どうなるのだ!?
書類を捨てるのは大変
書類は紙で出来ているので、(ドイツは今だに紙媒体好き)「古紙」として捨てるのは簡単・・・
だといいのですが、書類にはあの、ドイツ人が神経をとがらせている
個人情報満載!
(だからネットも好まれない。どっちがいいんだか!?)
そう、自分の名前や口座番号、買った品物や行きつけのお店・・・(神経使いすぎ)持病や行きつけのお医者さんまで、
書類をそのまま捨てると、誰かに情報を盗まれるかもしれない危険が!
なので、いちいちシュレッダーにかけなくてはなりません。あ〜〜大変だな。
書類の保存義務期間を調べる
よし、書類を片付けるぞ!と決心したら、まずは
書類の保存(義務)期間を調べます。
ネットで検索すると簡単に見つかります。
法人と個人、書類の種類によって、保存期間が違います。なので、その点に気をつけて調べます。
詳しいことは信頼できるサイトに当たってください、ですが、会社などの法人だと10年保存、と言うものが日本でもドイツでも多いようですね。
気をつけたいのは税金関係です。お金関係の書類は決められた保存期間に1年くらいプラスして保管しておいた方がいいかも、と思っています。
あとは、(特にドイツ)一生保管する書類。
日本のように、「役所に行って戸籍謄本を取ってくる」というものがないものも。
例えば、「出生証明書」は一生有効。と言う事は「出生証明書」は一生大事に保管しておかなくては!
保存義務期間の過ぎた書類はシュレッダーへ
家庭用のシュレッダーでは一度に大量の書類をかけるのはちょっと躊躇われます。
それにシュレッダー作業を1時間も続ける、って辛いわね。
なので、毎日少しずつ、書類の日付を確認しながら、(場合によっては内容も)せっせと片付けました!
今週、7日間、シュレッダーにかけて出た「紙吹雪」の山がこれ!
そう、先週の「1日1捨て」で手放すことに決めた、掃除機(集塵機)の紙パック。
こんなに「紙吹雪」(シュレッダーでスパイラルカットした紙屑)が!
毎年、1年分だけ処分すればいいように準備
保存義務期間が過ぎてしまった書類が山のようにあって、本当に大変な作業でした。
実は、まだ処分しきれていない書類があります。
来年からは、保存期間を過ぎた物1年分だけ処分すればいいように、今年はせっせと書類整理をしよう!
(まだ、日本への一時帰国も簡単に出来ないしね・・・旅行の代わりに片付けに励む秋!)
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