電気代、ガス代が大幅な値上げをして、悲鳴をあげているshirousagiです。
これで収入も大幅に増えれば、なんの不満もないのですが(残念ながら増えない・涙)
昨日は、ガス代節約に、これまで普通の鍋で作っていたスープを圧力鍋使用にしたことを書きました。
今日は(手放せない)食洗機の使用について、です。
食洗機の使用は電気代を考慮する
私が使い始めてから、「もう手放せない!」と思っている家電の一つが
食器洗い乾燥機です。
この便利さを知ってしまったら、もう後には戻れない・・・(特に欧米式の食生活にはおすすめの家電)
食洗機を使うのは良いのですが、これ、電気代がかかりますよね。
ちなみに、
水道代は食洗機の方が、手洗いより圧倒的に少なくてすみます。
ドイツでは、食器を280回洗う時に使う水は、
手洗いだと12,880ℓ。食洗機だと2,660ℓというデータが。
食洗機は使い続けるけれど、電気代をなるべく節約します!
そこで、今月から私が実行しているのは
食洗機の洗浄プログラムはECOを選ぶ
ドイツの標準的な大きさの食洗機だと、ほとんどのメーカーの食洗機に「eco」という洗浄プログラムがあるはず。
このプログラム、欠点は
めちゃくちゃ時間がかかる!
ということ。
我が家の食洗機だと3時間50分もかかるのよ!
1回の洗浄に4時間近く!そんなに長いこと食洗機を作動し続けるのかあ・・と、このプログラムはあまり使っていなかったのです。
でも、比較的低温の水でも、ゆっくりと作動させて、普通の洗浄プログラムと変わらない洗浄力を発揮させるのだとか。
だから電気代が節約になるのですって。
(月に1回は70度近くで作動させて、排水管などに詰まった脂汚れを落とした方が良いそうですよ)
食洗機にはなるべくいっぱいに食器を入れてから作動させる
大量に詰めすぎても問題だけど、食洗機のスペースいっぱいにしてから作動開始します。
我が家は食洗機を作動させるのは、必ず
食洗機内が食器でいっぱいになった時点
と決まっているので、家での食事が少ないと、汚れた食器が2日間くらい食洗機の中で放置される、という状態になることも。
なので・・・
食器の汚れは、軽く流しておく
食洗機に入れない食器(木製やプラスチックのものとか、大きすぎる鍋とか)を洗う時に出る水で、食洗機に入れる前の食器を軽く洗っておきます。
この、食洗機に入れる食器のためだけに、水道から水を出すのはもったいない!
本来は「食洗機に入れる食器の下洗いはするな!」と言われるくらいだし。(お米を食べたら下洗い必須なドイツ)
同じ種類の食器、カトラリーを余分に持つ
これは・・・食器にこだわりのない人、家庭向けですが。
なので、食事の外見にこだわりのないドイツでは簡単!
我が家は3人家族。なのに、少人数でも、食事用のプレートは12枚あります。(ちょっと多すぎるか)
スープ皿も12枚、コーヒーカップも12個、グラスは9個、と、ミニマリストの方に「なぜそんなに大量に!」と叱られそうなほど!(いえ、ミニマリストの方を尊敬していますよ)
毎回、食後に必ず食器を洗う、とは程遠い世界なので、同じ種類の食器が複数必要になるんですよ。
カトラリーも山のようにあります。(3人家族なのに)
ケーキ用のフォークだけでも12本あるはず!
まあ、12本もなくてもいいけれどね。(ドイツのカトラリーは大抵6本がワンセット、2セット持っているので12本。多いか・・・)
おまけ・ドイツの食洗機豆知識
ドイツのサイトで見つけた食洗機の豆知識を。
- 1929年にミーレがヨーロッパ初の食洗機を販売に。この食洗機は現在のものとは違うものだった
- 1960年代からドイツの家庭で食洗機が普及し始める
- 2011年のドイツの一般家庭での食洗機の普及率は67%
- ドイツで使われている一般的な食洗機は1回に12〜14人分の食器を洗う(それだけ食洗機に入る)
- この30年間で食洗機を作動させるのにかかる電気代は半額に。使用水量は50ℓから15ℓ以下に(我が家のは9.5ℓ)
専用の洗剤を買ったり、食洗機本体の掃除をしたり、と面倒なところもあるけれど、もう手放せない食洗機です。ありがとう、食洗機!
これからは、いかに省エネで使うか研究しつつ、使いまくるぞ〜!
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