こんにちは、ドイツに来て早くも30年のshirousagi(@shirous79229247)です。
私には大学生の息子がいるのですが、今年の夏学期(Sommersemester)まで、コロナ禍のためにオンライン授業を受けていました。
が、この冬学期(Wintersemester)から対面授業が始まったので、下宿に戻って生活しています。
そこで、
学食(メンザ)のご飯を食べている、というから
「写真送れ!」と命令したら
送ってきたわ。
今回は、とあるドイツの学生食堂の食事を紹介します。
学生食堂はテイクアウトがメイン(かな)
なんでも、大学にはいくつか学生食堂(Mensa)があるそうなのですが、現在コロナ禍における規制のために
一部の学食は「テイクアウトのみ」
になっているんですって。
大学の一番大きな学食では、その場で食べれるらしいけどね。
もちろん、3Gルール(NRW州は今のところ3G)を守ったら、だけど。
テイクアウトの容器に使い捨てプラスチックは使えない
食事のテイクアウトで問題になるのが、
テイクアウトの食事をいれる容器
ですよね。
ドイツは今年の夏から、使い捨てのプラスチック容器の製造販売が禁止になりました。
そこで、学生食堂が使っていたのが、紙でできた容器です。
テイクアウトのコーヒーでも紙コップがありますよね。あれと同じような素材(だと思う)です。
写真で見ると、容器は発泡スチロールみたいだけど、実際は紙製。
この日の「日替わり定食」(Menü)は
- シュニッツェル(豚肉)
- 人参
- 麦飯
なんだか、健康そうな食事ね。
テイクアウト容器は返却するものに
息子は、毎日ランチと夕食の2回とも学食の定食テイクアウトがメインだったらしく、「ゴミが増えた。困るな」と思っていたとか。
すると、11月から返却する容器に。
写真は食後なので、綺麗ではありません。黒いプラスチックの蓋のついた、ボールのような容器。
これに食事をいれてくれるとか。
この日の日替わり定食はベジタブルメニューをチョイスしたようです。
- ひよこ豆のカレー、さつまいも入り
- 人参(また!)
- ローズマリーポテト
容器が一つの大きなボールだから、中身がごちゃ混ぜになりそうです。
この容器にはデポジットは付いていません。が、専用のアプリをダウンロードしなくてはいけないのですって。
それで、誰がいつ、どの容器(容器にも名前がついているらしい)を持ち出しているかわかるのだとか。
息子は次の食事をテイクアウトする時に、前回の容器を返却しているようです。
アプリをダウンロードしたくない、とか、返却には来れない、といった人には、これまでの紙製の容器で食事を提供しているけれど、容器代(多分、200〜300円くらいだと思うけど)を払わなくてはならないそうです。
コロナ禍で食事はテイクアウト、だけど、環境問題も考慮しなくてはならない、って大変だなあ。
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