ドイツでもビールの消費量は減っている
ドイツでも、アルコールは体によくない、と言われ、お酒の消費量が減っています。
こちらは15歳以上の一人当たりのアルコール摂取量(ビールは16歳からOK)
年 | リットル |
1970 | 14.4 |
1980 | 15.1 |
1990 | 13.4 |
2000 | 12.0 |
2010 | 10.7 |
2012 | 11.0 |
2014 | 10.6 |
2016 | 10.6 |
2018 | 10.7 |
そして、こちらは一人当たりのビールの消費量。20年前に比べると、ほぼ3分の2まで減少。
年 | ビールの消費量(ℓ) |
1990 | 142.7 |
2000 | 125.5 |
2010 | 107.4 |
2012 | 107.3 |
2016 | 104.1 |
2018 | 102.0 |
2019 | 99.7 |
「これでは・・・我々ビール醸造所はビールが売れなくて困ってしまう!」と思ったのか?
ここ数年でよく見かけるようになった、ビール醸造所が作っている飲み物がこれです。
Fassbrause(ファスブラウゼ)
Fass=樽、Brause=炭酸の入った飲み物、ソーダ。
ということで、直訳すれば「樽ソーダ」
Fassbrause、樽ソーダって何?
ファスブラウゼは果汁、ハーブ、モルトを使って作ったソフトドリンクです。
アルコール0%というのが売り!元々、アルコールフリーのビールに似せた飲み物を作ろうとして、このファスブラウゼが出来たとか。
若者に人気の麦芽飲料Fassbrauseを飲んでみました
気分は若者、な50代shirousagi、「ファスブラウゼはどんな味がするの?」と思い、頃は寒い冬にもかかわらず買ってきました。
買ったのは「マラクヤ味」(Maracuja、パッションフルーツ)。
大抵のファスブラウゼは透明な瓶に入って売られています。
ちなみに、瓶はデポジット。1本あたり8セント(約10円)だったわ。
ビールだと茶色いガラス瓶ってことが多いから、透明なのにちょっとびっくりしたけれど、ファスブラウゼは果汁の色で色々あるし、透明な方が良いですよね。
ビールのような泡は立ちません。炭酸飲料だけど。
このファスブラウゼの原料は
- 水
- 砂糖
- マラクヤ(パッションフルーツ)果汁(3%)
- レモン汁(1%)
- 炭酸
- 香料、天然着色料
- 大麦麦芽(モルト)エキス(←これが売り!)
いくら果汁で自然のもの、と言っても、砂糖が入っているし、飲み過ぎ注意!ですね。
やはり炭酸の入った清涼飲料(ファンタとか)という感じ。だけど、飲んだ後、「あ、モルト入っているな〜」と感じさせる、ちょっとビターな、ビールに似た後味がありました。
私にはちょっと甘すぎるな〜と感じだけどね。
今度は別の果汁の入ったものを試してみたいな。
人気はレモン、かな。
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