こんにちは、shirousagiです。
私は一応大学で音楽を勉強していて、今はピアノを教えています。
仕事以外でも音楽をするのが好きで、友人らとアンサンブルしたり、たま〜に演奏の仕事もしていました。そう、コロナ禍の前までは。
毎日、何時間も音楽を聴いていた
2年前までは、仕事で毎日1時間以上車の運転をしていました。
車の運転中には流しっぱなしの音楽。ラジオかUSBメモリーに入れた音楽を片っ端から聞きながらの運転。
家では料理などの家事をする時に、これまた音楽。
ピアノの生徒が「この曲を弾けるようになりたい」と楽譜を持ってきた時には、その曲(10代の子が喜んで聴くようなポップスで、私が知らない曲が多かった)を検索して聞いていた毎日。
友人とのアンサンブルで演奏する曲を探すのにも便利なので、音楽のストリーミングサービスを契約していました。(今もしてるけど)
音楽をする時間が減って、あまり聴かなくなった音楽
ところがです。2年前からのコロナ禍で、仕事のピアノレッスンも一時は休業状態だったし、アンサンブルもできないし、
第一、家にいつも誰かいるという状態で、しかもオンラインの講義だの会議だの、で音が出せない!
そこで覚えたのが、イヤホンを使用して聴くことですが、音楽をする機会が減ってしまって、音楽を聴くよりオーディオブックやYouTubeを聴くようになってしまいました。
たまには音楽も好きな曲を聴いたけれど、以前に比べたらずっと少なくなってしまった!
ピアノの練習を再開して、気がついた
このまま、私の人生は音楽なしで進むのかな?
と思っていたところで、レッスン仕事も再開。リモートワークのオフィス仕事も、慣れて少し落ち着いてきたので、「自分のためのピアノの練習もしよう!」と練習再開!
で、気がついた!
以前に比べて、一つ一つの音が耳に丁寧に入ってくる!
以前に比べて、もっとディティール(細部)に気をつけたいと思うようになった!
これって・・・家の中のモノが減ったのと同じような感じでは?
家の中のモノを減らしたら、一つ一つのモノのクオリティーが目立ってしまって、中途半端なモノがおけなくなったのです。(いや、中途半端なモノはあるけど)
音楽が溢れすぎると、ありがたみも何もなくて、聞き流してしまう
私は音楽のストリーミングサービスを否定する気は全くありません。
実際にこの世にストリーミングサービスが登場してから、今までずっと使っています。
以前はAmazonMusic Unlimited。現在はYouTube Premium。
YouTubeのプレミアム会員は動画だけではなくて、YouTubeMusicという音楽のストリーミングサービスも会員料金に含まれるので、今はこちらを利用しています。
ストリーミングサービスの便利なのは、「この曲、どんなのかな?聴いてみたい」と思った時に聴けること。
CDをわざわざ買うほどでもないけれど、聴いてみたい、ということは結構あるのです。
そんな時、ストリーミングサービスは本当に便利ですよね。
だけど、いつでも好きなだけ聴ける、というわけで音楽の流しっぱなしは・・・
音楽の質を下げてしまうなあ。
ただいま、絶賛「家にある紙の本を片っ端から読み尽くす」祭り開催中!
本日読んだのはこの本。
ここでも、BGMの多すぎ、音楽の大量生産が音楽の質を下げている、との意見が書かれています。
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