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伝統的なドイツの夕食は珍しくなる?〜今こそ冷たい食事の時代かも

ドイツってこんな国!?
この記事は約3分で読めます。

ドイツで暮らす日本人にとって、ちょっと困るのが「ドイツの夕食問題」ではなかろうか?と思う、shirousagiです。

だってね、伝統的なドイツの夕食は、あの(在独邦人には悪名高い)カルテスエッセン(冷たい食事)だから。

ですが、この「ドイツの伝統的な夕食」も滅びつつある(?)そうですよ。

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パンが大好きなドイツ人の夕食は「晩パン」(?)

ドイツ語で「夕食」はAbendessen(アーベントエッセン)。

  • Abend(アーベント)=夕方
  • Essen(エッセン)=食事

だけど、Abendbrot(アーベントブロート)とも言われます。

  • Abend=夕方
  • Brot(ブロート)=パン

そう、「晩ごはん」ならぬ、「晩パン」

ドイツの伝統的な夕食

ドイツの伝統的な夕食は「冷たい食事」と言われるカルテスエッセン(Kaltes Essen)

パンに(大抵ライ麦とかの黒い、黒っぽいパン)バターをたっぷり塗って、ハムとかチーズをのせて食べます。

これは我が家の夏のある日の夕食。

言い訳すると、時間がある日の「カルテスエッセン」だと、もう少し見栄えが良い(はず)

これを各自が好きなようにとって食べます。

家にあるものをテーブルに並べれば、夕食の支度はおしまい!

shirousagi
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大抵オープンサンドみたいにして食べてる!

このスタイルの夕食、1920年頃から広まったのですって!

現代の生活スタイルに合わなくなって、夕食は暖かい食べ物に

ランチが1日のメインの食事で、夕食は軽く・・・だったドイツです。

学校だって半日で昼食は帰宅してから、の頃は良かったけれど、今は学校も全日制、家庭は共働き、職場は遠い。

これでは、ランチに家族が集まって暖かい食事、は無理!

というわけで夕食が1日のメインの食事で、暖かい、調理したものを食べる家庭が増えたのですって。

shirousagi
shirousagi

そうよね〜でないと、一体いつ暖かい食事とるの?って感じよね。

2019年の調査では、38%の家庭が「メインの食事は夕食」(調理したものを食べる時)と回答しているのですって。2009年には1/3の家庭(ということは33%)が夕食がメイン、と答えているとか。(元記事はこちら

これからも、夕食が暖かい食事、の家庭がどんどん増えそうですよね。

shirousagi
shirousagi

大体、38%と家庭、って、どれだけドイツ人がいるのかしら?

(これ、いつも疑問に思う←外国人多いから)

夕食は温かい食事の我が家だけど、「カルテスエッセン」にしようかと思う

ところで・・・

2022年3月11日現在のドイツは(世界中だけど)ガス、電気、ガソリンなどのエネルギーが高騰していますよね。

そして、植物油、小麦粉が店頭から姿を消しています。(ラッキーだと見かける)

料理するたびに、ガス代の請求書がくるのが怖いこの頃。

で、思ったのですよ。

この時代、いっそ、「夕食はドイツ伝統にのっとり、カルテスエッセン」にしよう!と。

  • パンはライ麦(小麦粉のパンではない・値上げされているけど)
  • 料理しないので、ガスを使わない(我が家はガスコンロ)
  • 焼かないので、植物油は必要ない
  • 調理時間が必要ないので、私の時間が増える

問題は・・・

毎日ハムとかチーズに硬いパンばかりだと、最初にギブアップするのは(家族では)自身、ということだなあ。

ちなみに、病院だと「典型的なドイツの食事」です。

入院の時に備えて、パンにハムという食事に慣れておく、のもいいかも!?

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