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ドイツの学校の音楽の授業は理論ばかり、日本は実技ばかり〜両方ともすることが大事だった

色々思ったこと
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こんにちは、本業は「音楽のせんせい」のshirousagiです。

ドイツ人の子供たちにピアノを教えていると、よく生徒から音楽の理論の質問を受けます。

shirousagi
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生徒が音楽に詳しいから、とか、ピアノの練習していて疑問に思った、とかでは

ないの!

「明日音楽の試験があるの!だけど、さっぱりわからない!」

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音楽の授業は理論ばかりで、面白くないよね、と思った

中には、学校に生徒1人に1台のキーボードがあって、簡単なメロディーを弾いている、という学校もあるらしいですが・・・

少なくとも、私のピアノの生徒さんが通っている学校(ギムナジウム5年生〜12年生)では、音楽の授業があっても、理論がメインで、歌すら歌っていない、という印象です。

shirousagi
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実際に学校の授業をみたわけではないけれど

大体、音楽の授業があれば良い方で、ないところ、ない期間も結構多いみたい。

その音楽の授業で習う理論、量も多いようです。

shirousagi
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シャープが5つついたら何調か?とか
長調や短調の音階を楽譜に書く、とか色々〜

(私)「歌は歌わないの?」

(生徒)「全然歌わない!」

(私)「え〜〜それだったら音楽も面白くないじゃん!」

歌をたくさん歌った日本の音楽の授業は楽しかったけれど

私の通っていた学校、通っていた頃は、音楽の授業というと、歌がメインでした。今もそうなのかな?

それから大好きだった縦笛(リコーダー)。今だったらピアニカもするのかな?

音楽の時間というと、実技ばかりで、楽しかった覚えがあります。

たまに理論の時間があって、それは苦痛だったわ。それより歌いたい!って。

shirousagi
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ドイツの学校ではリコーダーは習わなくて、
リコーダーをやりたい子は、個人とか音楽教室でレッスン代払って習うの。

私も(リコーダーのプロではない)ドイツ人にリコーダーを教えていたこともあるのよ

ただ歌を歌うだけの授業では、歌はうまくならない!

音楽の授業だもん、楽しい方がいい!実技重視でたくさん歌を歌った方がいい!

・・・と思ってきた私ですが、本日、この本を読んでちょっと考えが変わりました。

ただ歌を歌う、ただ絵を描くだけでは上手くならない。どうやったら歌が上手くなるか、絵が上手くなるか、その知識を知らなければならない、と。

確かに!

私は歌は上手ではなかったけれど、好きだったので、授業ではただ歌うだけで嬉しかった。図工でも、授業時間中、ずっと黙々と筆を動かしているのが好きだった。

けれど、図工の授業のおかげで絵が上手く描けるようになったか?というと、それは疑問。

歌だって、ちゃんと歌い方の知識を教えてもらったら、もっと楽しめたかもしれない。

そして、「実技をやっている方が楽しいに決まっている」と思っていたけれど、歌の苦手な子供には、歌わされるより、理論の授業の方が嬉しかったかも!

もっとも、ドイツの音楽の授業で習う理論は、実技とはかけ離れていることもあるけれどね。

もっと歌い方とか作曲の仕方、とか知識を教えてもらった方が楽しく、かつ役に立つかな。教える方の先生は大変だけど。

shirousagi
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日本は実技ばかり、と書いたけれど、理論、知識もしっかり教えている先生方も。
学校で子供達に教えるって、授業以外の仕事もあって大変!

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