これを書いている本日は6月1日です。
いよいよ本日6月1日から8月末まで
- 9ユーロチケット=1ヶ月9ユーロでドイツ全土の公共交通(長距離、特急を除く)に乗り放題
- ガソリン代が1リットルにつき約35セント安くなる(税金分)
夏のバカンスシーズンに、移動のためのガソリン代や公共交通代が少しでも安くなれば嬉しいですよね。
話題になって多く売れた「9ユーロチケット」
販売が決定になる以前から話題になった「9ユーロチケット」です。
1ヶ月たったの1,200円で公共交通には乗り放題。
時間がかかることを我慢さえすれば、乗り継いでデュッセルドルフから北海まで出かけることだってできます。
5月23日から発売されていて、使用開始の6月1日の時点では、すでに
700万枚!
ものチケットが売れたそうですよ。
もっとも、定期券をずっと購入している人は自動で9ユーロチケットを購入したことになっているので、普段公共の乗り物を使っていなかった人で、今回のチケットを買った人がどれくらいいるのか?ですが。
ドイツ中で話題のこのチケット。このチケットで「ここまでいけるよ〜」とか、「こんな乗り物にも乗れるよ〜」という記事をよく見かけます。
9ユーロチケットが存在するデメリット
多く売れたチケットなので、心配なのは、乗り物が満員御礼になる!ということ。
特に来週からの「聖霊降臨祭」の祝日には、多くの旅行客で賑わいそうだとか。
するとですよ
- 自転車を乗せたい
- 身体障害がある(車椅子とか)
- 赤ちゃんと一緒に移動、ベビーカーを乗せたい
と言った乗客には、公共の乗り物が使いにくくなるのでは?と心配されています。
実は私も、6月は祝日が多いので、このチケットを買って、ボンやケルンへの日帰り旅行をしようと思っていました。
なのですが・・・怪我してしまって、まだまともに歩けません。外出はできるけれど。
すると、空いた列車ならともかく、乗客でごった返す駅に杖をついて歩くのは怖い!
しばらく自動車の運転が出来ないので、9ユーロで買い物に行ける、と思えばそれもありがたいけれど。
買い溜めが心配されたガソリン
9ユーロチケットと同期間、やっとドイツでも国がガソリン代を安くしてくれることになりました。
税金分値下げ、ということで、値下げ価格は
- ガソリン=1リットルあたり35,2セント(約48円)
- ディーゼル=1リットルあたり16,7セント(約23円)
今年2月からガソリン代の高騰が激しくて、1リットル2ユーロを軽々超える価格。
写真はすでにこのブログに1度掲載した3月のある日のガソリン代。1リットル2,29ユーロ(300円超え)
5月もこれくらい高かったのです。
で、本日、アプリで値段を調べると・・・
今日のガソリン、1.92ユーロ。(約260円)
昨年に比べたら、それでもまだまだ高いけれど、リットル2ユーロ以下になったのは嬉しい。(ったって、まだ車に乗れないのですけど・・・)
「ガソリン代が6月から安くなります!」と言っても、ガソリンスタンドによっては、それ以前に購入したガソリンを旧価格で売っていることもあるから、すぐには値段は安くならないかも、と言われていました。
そして、6月から安くなるから、5月下旬には誰も給油しなくて、6月に一気にガソリンの需要が増えて、
ガソリンのハムスター買い!(買い占め)によるガソリン不足
が心配されていました。
でも・・・
値下げ第1日目の本日は、買い占めもなく、ガソリンスタンドも必要以上に混んでいない、と平和だったようですよ。
ガソリン値下げの終わる8月に「ガソリン買い溜め」が起こらないといいけど。
トイレットペーパーとは違って、ガソリンは保管が大変だしね。
ガソリンを車のタンク以外に保管するのは制限があるし。
買い溜めが起こりませんように!
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