まだ50代なのに、呆気なく骨折して、足を手術。そして、腕の手術もすることになったshirousaigです。
そのために10日間入院しました。前回入院5日目の記録はこちら。
この入院日記は医療従事者ではない私が、10日間にわたって経験したことを、自分が思ったまま書いています。
なるべく医学的なことは書かない、ぼかして書くようにしています。
手術や治療の内容は患者によっても違うと思います。例えば、私の場合はこのケースで入院期間10日間でしたが、同じケースでも人によってはもっと長い、短い、など。
あくまで「骨折で入院したらこんな事になるかもしれないんだ」「ドイツの病院の治療はこんな感じなんだ」という一つの体験談として参考にしてくだされば幸いです。
2回目の手術の前日な6日目
この日は私の病室に半日だけ同居人がいました。
同居人とおしゃべりしながらの朝のルーティーン。気さくなお婆さんでよかった。
車椅子で、娘さんと一緒に病室へやってきました。
入院中の朝のルーティーン
毎朝のルーティーン、体温・血圧・血中酸素濃度を測定。そして、シャワーや体をきれいにするのに助けが必要な患者には「体を洗いたいですか?」と尋ねてくれます。
右腕、右足が不自由な私。シャワーはまだ禁止。
体を拭いてもらって(特に足を洗いたかった)着替えを手伝ってもらって、気分はさっぱりリフレッシュ。
部屋の掃除、ベッドのシーツや布団カバーの交換。
理学療法士さんの訪問によるリハビリを10分くらいして、待ちに待った朝食。この日の朝食もおいしかった!
ドクターが揃って手術の説明
朝のルーティーンを終えて、いつも通り動画を見ていたら、
グーテンモルゲン!
と、担当のお医者様3人勢揃いしてやって来ました。
ベッドの真向かいに3人で並んで、ちょっと照れちゃったわ
3人というのは
- Chefarzt(医長・主任医師)
- Oberarzt(上級医)
- Assistentenarzt(アシスタント医)
「明日の手術の説明をします」
上級医の先生が骨折しているところ、手術の箇所、仕方などを図で説明してくれて
「ここには大事な神経がたくさん通っています。これを傷つけずに手術します。術後はしばらく手が痺れた感じになるかもしれません」
うわ〜ここ、手術に失敗したら、右手にダメージを負うのかな?
「大丈夫ですよ、安心してください。担当の主任医師はこの手術を何度もやっています。ベテランですよ」
もう、任せるしかない。一応の危険性も説明しなくてはならないから、説明したのだろうなあ。
このまま骨が折れたまま生活するわけにはいかないじゃん。
危険性を知ると、それはそれでちょっと怖くなるけれど、
人間のすることは100%絶対に成功するって、ドラマの中だけよね
0.1%でも起こり得るケースがあると、説明しなくてはいけないのだろうなあ
なぜか褒めまくってくれたアシスタント医
このとき、アシスタント医さんが
「もう杖で1人で歩けるようですね。報告を受けましたよ。素晴らしい!
この段階で1人で歩ける人はそう多くありません。自慢できますよ!」
だから、私って杖付き歩きのプロなんだってば(謎のマウント)
「血液検査の結果も出ましたが、全く問題ない血液です。どの値も素晴らしい!」
よかった!内臓系の疾患はないみたい
そうか、問題は骨だけなんだ〜
なぜか、褒められて照れたshirousagiです。明日は手術だし、ポジティブに考えよう!
麻酔科の医者の説明と同意書
午後、いつものごとく(何度も出て来た)3時のコーヒーをケーキと共に味わっていたら、「麻酔科に行きます」と。
あれ?手術前の麻酔の説明と同意は、お医者様が病室にやって来てくれるのではないの?前回の手術前はそうだったのに?
「あのときは歩けなかったからで、今回は立てますよね」
車椅子に乗って、麻酔科の説明ルームまで運んでもらいました。
麻酔のプロセスを聞いていたら、「う、痛そう!」と思ってしまうけれど
「最初の静脈点滴だけで、後は眠ってしまって、私は気がつかないのですよね?」
そうですよ、でも麻酔科医師が何をするか、知っておいてもらいたいので
医療の透明化をめざしているんです、とのことで、そりゃそうだわね、と思いながら、同意書にサイン。
今回も這いつくばったミミズのようなサインを左手でしておきました。これもサインとして認められるのかな?
この時の私の心配事は・・・
1回目の手術の後の喉の痛みが残っているのに、2回目の麻酔で
ますます喉が痛くなるのかな?
ということでした。のど飴なめよっと。
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