ドイツの食生活が悪評高くても、自分で料理できる場合は好きなものを作ればいいので、美味しいものにありつけます。(料理が下手な場合を除く)
ところが・・・
入院するとそういうわけにはいかなくなるのです。だって、病院で出される食事を食べることになるから。
ドイツの病院食は当然、ドイツの食生活に基づいたものなので・・・
夕食はあのKaltesEssen(カルテスエッセン)!!
そうです、冷たい食事です。
大抵、パンにハムにチーズに、それからピクルスとかサラダとか。
野菜は酸っぱいものが多くて、ピクルスが苦手だと困ることもあるかも。
ドイツの病院食2022〜夕食
入院2日目(1日目は夜中に入院開始だったので食事なし)の夕方、いよいよ夕食の時間です。
パン以外の食べ物がある!!
食事担当の人が病室にやってきて「夕食は何がいいですか?」
「何があるんですか?」
「小型パンはこれこれで、パンはこれこれがあって、ハムにサラミに・・・それからミニフリカデレとポテトサラダがありますよ」
フリカデレ(Frikadelle)とはドイツ版のハンバーグみたいなもの。
え、え〜〜😀
パン以外もあるの?
ドイツのパンは嫌いじゃないけど、典型的夕食には飽き飽きしていた私。
フリカデレの一言に目が、目が輝きました!
「キャベツのサラダもつけましょうか?」
こうして選んだ私の今回の入院での第1回目の夕食はこれ。
- ミニ・フリカデレ(ケチャップ付き)
- ポテトサラダ
- キャベツのサラダ
- フルーツヨーグルト
- カモミールティー
写真のキャベツがお皿からはみ出てる〜ドイツクオリティーですね。
ランチが塩辛いので、夕食に甘いものをつけた
フリカデレとポテトサラダも悪くはないけれど、ドイツ人好みの味。
ランチが塩辛くて、口の中は塩でいっぱいになっていた2回目からの夕食時。
3時のケーキもあったけれど、「甘いものを食べたい!」
そこで選んだのが
- シュトゥーテンという白いパン、バターとジャムを塗る
- フルーツサラダ
- ヨーグルト
- カモミールティー
この日は夕食時に家族が見舞いに来ていたので、家族に手伝ってもらいました。ヨーグルトの容器を開けてもらったり、バターを塗ってもらったり。
味は悪くなかったけれど、パンの味が今ひとつだったなあ。
甘いものを食べたい夕食は、これがお気に入りになった
10日間の入院中に1年分の塩分を摂取してしまったんではなかろうか?
というくらい塩辛い、塩辛い食事が続くので、夕食は毎回甘いものを食べたくなり、これがお気に入りになりました!
- クロワッサン、バターとジャムを塗ってもらう
- フルーツサラダ(これ美味しかった!
- ヨーグルト
- カモミールティー
クロワッサンは右手が使えない私のために、係の人がバターとジャムを塗って、さらに4つに切ってくれています。
ヨーグルトの蓋も自分では開けられないので開けてもらいました。
クロワッサンはドイツのクロワッサンとしては悪くなかったです。フランスのクロワッサンの方が美味しいけれど、病院のこれはこれで美味しくいただきました。
「パンはいらないの?」と聞かれる
10日にわたる入院のうち、夕食は8回。このうち、クロワッサンをつけてもらったのが5回。
最後の夕食は上のアイキャッチ画像の写真です。
- ミニ・フリカデレ
- ポテトサラダ
- フルーツサラダ
- ヨーグルト
- カモミールティー
最後にもう一度フリカデレを食べておきたかった私。
「パンは食べないの?」と、食事担当のお姉さんにちょっと不思議そうな顔をされました。
白米が食べれないなら、せめてパンでなくて、芋がいい〜
今回の病院の夕食はその場で色々選べて楽しかったです。
色々なフルーツがたくさんあって、嬉しかった!
30年近く前の入院時の夕食のデザートは、
毎日「缶詰の桃」だったのよ。。。
毎日よ、毎日!
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