なんでも、ドイツの大手ディスカウントスーパーのALDIが、肉の価格を下げると発表したのですって。
先日、同スーパーが牛乳の価格を上げる、と発表したばかりなのに。
昨年より16.5%も高い肉
今年はどこも値上げラッシュですね。
肉、ソーセージの類も既に値上げされていて、現在の肉の価格は、去年の同時期に比べたら、16.5%も高いのです。
食品一般でも、1年前に比べると約11.1%の値上げ。
道理でお財布の中がすぐに空っぽになるわけよね
そんな中、ディスカウントスーパーが肉の値下げを発表したそうです。
500gの合い挽き肉が4.59ユーロから3.99ユーロ、焼きソーセージ400gが3.49ユーロから2.99ユーロとか。
10%以上も値下げだけど?
昨年の肉の価格に戻したいのかな??
ドイツの食肉の消費量は減っている
毎日のパンにのせるハムやソーセージを始め、肉が大好きなドイツの人々〜だったのに、ここ数年、ドイツの肉の消費量が減少しています。
Mehr Infografiken finden Sie bei Statista上の棒グラフは2011、2016、2021年の食肉の消費量を表したもの。
10年前は1人あたり1年間に62.8kgもの肉を消費していたのに、昨年2021年はたったの(といっても、日本人より明らかに多いけれど)55kgです。
内訳はグラフの下から豚肉、鶏肉、牛肉。まだ圧倒的に豚肉の消費量が多いけれど、ただいま絶賛減少中。(代わりに鶏肉の消費量が増えています)
これまでは肉をたくさん食べ過ぎていたかも、だけど
最近、肉を食べるのは良くない、と言われることが多いですね。よく耳にする、肉食をやめた方がいいという理由は・・・
- 豚や牛といった家畜を育てると、地球上の二酸化炭素が増えるから→地球の温暖化
- 命ある動物を殺して食べるなんて残酷
何をどう考えるかは人それぞれですが。。。
こちらはNRW州のある大学の学生食堂(Mensa)のベジタリアンメニュー。
肉ありのメニューもあるけれど、ベジタリアンメニューも毎日あります。(ヴィーガンではありません)
日本人に比べると、ドイツ国内の食肉の消費量は多いのだけど、だからと言って、「肉は全く食べない」は行き過ぎだな〜と思うのですよ。
そして、食肉の価格が下がれば嬉しいけれど、その価格って、適正なのかな?
安かろう、悪かろうのお肉が売られることだけは避けてほしいですよね。適正価格の肉を適量と野菜とたっぷり食べる!
健康のためには肉や魚も食べたい
5月に骨折した時に、お医者さんから質問されたのが、
「食事はなんでも食べていますか?」
肉も魚も野菜も果物も、なんでも好きで食べています!
すると、「最近は偏った食事をして、骨が弱っている人が多くなっているのです。なので尋ねました」と。
退院時にもらった「診断書」にも
この患者の食生活は極めて健康である
と、わざわざ書いてあったのです。
簡単に骨折しているけれど、食生活が原因ではない、と。
食べ過ぎはよくないけれど、アレルギーなど問題がないのなら、
健康に育った動物の肉を適量に食べて、元気に過ごしたいなあ〜
この物価高の折、
食肉の値段が下がるのはいいけれど、肉の質が下がりませんように!
(というか、質は上げるべき)
みなさまも、健康のために肉や魚も適量食べてくださいね。
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