(以下、この冬のガス不足に備えて、色々な対策が噂、提案されていますが、まだ本格的に決定していません)
早いもので7月も下旬です。
6月下旬に夏休みにはいった、ドイツでもここNRW州は
「もうすぐ夏休みが終わる(涙)」
この夏は雨が少なくて水不足深刻
2018年、2019年の夏は異常に暑くて、雨も降らず、かなりの水不足になってしまいました。
その翌年の2020年、そう、コロナ禍の始まりの3月は毎日のようにとても良いお天気だったのを覚えています。
その年の夏は、2018,19年ほどは暑くなく、2021年はやっと雨に恵まれた年になりました。
って、記録的大雨で大被害が出たのでした。
雨も多ければ多いほど良い、というわけではないわね
それでも、2020年までの雨不足による干ばつを補うことは出来なかったのですって。
雨が少なくて、天気の良い日が多かった2022年前半
今年は、今のところ、暑い日はあったけれど、ここNRW州はそれほどの猛暑に襲われていません。
2021年6月から2022年6月までの日照時間を見ると・・・
Mehr Statistiken finden Sie bei Statista
グラフは薄い青が2021年6月から2022年6月までの月ごとの日照時間。紺色(黒っぽい)が月ごとの平均の日照時間です。
右側の4つ、これが2022年の3月、4月、5月、6月の日照時間なのだけれど、今年は平均よりずっと多い!
確かに春頃から良いお天気の日が多かったわ。
もっとも、たまに雨となると「大雨」「雷雨」だったけれど
お次は同じく2021年6月から2022年6月までの降水量。
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こちらも明るいブルーの棒グラフが2021年6月から2022年6月までの月ごとの降水量。紺色はこれまでの平均です。
今度は今年、2022年3月から6月までの降水量が、平均値よりずっと少ない!(特に3月)
たまに豪雨だったくらいでは、降水量はそれほど多くないのね
山火事発生の危険があるし、ライン川の水位は低いし
つい先日、7月19日は全ドイツが猛暑に襲われました。
この1週間前から、メディアでは「来週は暑くなる!」と大騒ぎ。
確かに暑い1日でしたが、私の住む地域は田舎だったせいもあって、苦しいほどの暑さではなかったのです。ありがたい〜
家の周りに大きな木が立っているから、木陰で日光が遮られるからかな
日照りが続いて、地面はカラカラ。山火事が起こったところもあります。怖いな〜
そして、この雨不足で、ライン川の水位が下がってしまって、ライン川を通る船が通行困難になりそうなのですって。
雨に降ってもらいたいわね。
でも豪雨、雷雨はもう勘弁して欲しい!
(豪雨で怪我した私)
この冬はガス不足深刻かも
というわけで、暑い〜水不足〜な毎日なのに、その一方では
この冬にはガス不足かもしれない!
が大きな問題になっています。
今朝のRheinische Postのポッドキャストは、前半が「いかに暑い日を乗り切るか」で、後半が「ガス不足で冬に暖房が入らなかったら」がテーマだった。
— shirousagi@🇩🇪に住む🐰 (@shirous79229247) July 11, 2022
夏の温度を冬に分けられればいいのに。
クリスマスから元旦にかけてはホームオフィスが義務?
ガス不足が懸念されて、ハベック経済相により「ガスの節約プラン」が考え出されているこの頃。
暖房や温水がガスの供給で成り立っているから、ガス不足になって困るのは、寒い冬の暖房。
ドイツの冬を暖房なしに過ごしたら、凍死しそうよ・・・
節約プランの一つとして「クリスマスから元旦は出来るだけホームオフィスに」。
せめてオフィスの暖房に使うガスを節約しよう、という訳のようで。
大学では冬休みを通常より長くする?
大学も大きな建物が多いですよね。
そこで、冬の講義期間を短くして、暖房を節約しよう、という案もあるらしいです。
まるで、コロナ禍の時と同じよね。
オンライン講義が復活するのかな??
ガス不足以前に、ガス代が高騰して、「もうガス代払えません!」になったら・・・ブルブルブル
暑い日が続くけれど、「いかに寒い冬を乗り切るか?」を考えた方がいいかもしれないなあ。
家中の窓やドアに隙間がないか、今のうちにチェック!
暖房のボイラーも異常がないか、今のうちにチェック!
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