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節電のために、今年のクリスマスマーケットは暗いのだろうか?〜ハーゲンの思い出

クリスマスマーケット ドイツってこんな国!?
この記事は約6分で読めます。

とても良いお天気、だけれど最高気温は26℃という、過ごしやすい1日だったドイツに住むshirousagiです。

ああ、この良いお天気!外が明るいとそれだけで嬉しくなってしまいます。

が!!もう、日がどんどんと短くなっています!もうすぐ冬です!

つい先日まで、朝5時に目が覚めても外は明るかったのに、今は暗い!
つい先日まで、夜は10時になっても外は明るかったのに、今は暗い!

shirousagi
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あの暗くて長い冬がもうそこまで来ているのかと思うと、悲しくて涙がでてしまうわ

暗いのは嫌だなあ・・・

これからの日々を考えると、落ち込んでしまう・・・って、気が早すぎるけれど。

そんな今日この頃、ニュースメディアで騒がれているのは

「いかに電気、ガスを節約するか」

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電気の節約のために、街が暗くなる?

ガス不足、そして電力不足になることが予想されるこれからの秋と冬。

電力不足に備えて、あちこちの自治体が対策を考えているようです。

その中の一つが「街灯をこれまでより暗くする」という案。

shirousagi
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え〜〜!

ドイツって、それでなくても冬は日が短くて、暗い時間が長いし、街灯が少ないし、

これまででも日本に比べたら、街は暗いのに!

アウトバーンなんて道路照明灯がないところが多いというのに!

既に多くの街灯がLEDに変わっているのかと思えば、まだそうでないところが結構あるようで、電力の節約できるLEDに、急いで交換しているところもあるらしいです。

shirousagi
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一般市民の家の照明は、規則で電球や蛍光灯が手に入りにくくなって、

LEDに交換したわ。

そして、ケルンの大聖堂などは、夜間は照明を消そう、という案もあるのですって。

この冬は「暗いドイツ」なのかな?

フランクフルト空港の暗い思い出

暗いドイツ、といえば、ドイツは日本より暗い!

その昔、まだLEDの照明がなかった頃は、本当にドイツのお家の中は暗くて不便でした。

日本に一時帰国して、マンションの部屋に入って照明をつけたら・・・

shirousagi
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蛍光灯のシーリングライトがめちゃくちゃ明るい!

その明るい日本に滞在して、日本の家の照明の明るさに慣れた頃にドイツにお戻り。

到着したフランクフルト空港が・・・とても暗い!

それでなくても「ああ、これからまた1年ドイツ暮らしかあ〜」と思いながら、フランクフルトに到着。

気分は暗い、空港も暗い!

暗かったハーゲンのクリスマスマーケットの思い出

街灯の灯りを暗くしよう、とか、大聖堂の夜間の照明を落とそうとかいった、「省エネプラン」を聞いていると、

shirousagi
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もしかして・・・

あの綺麗なクリスマスマーケットのイルミネーションも、

あの素敵な教会やお城のライトアップも

「省エネ」で暗いのかな???

そこで思い出した、私の経験した

暗いクリスマスマーケット(Weihnachtsmarkt)!

野外博物館のクリスマスマーケットでのハプニング

(2012年の出来事で、以前「ドイツに住むうさぎより」旧バージョンのブログに書いたことがあるのですが、そのブログを閉じてしまったので、こちらで改めて紹介します)

デュッセルドルフより東に位置するハーゲン(Hagen)という町に野外博物館があります。

ハーゲンの郊外の森の中で、広い敷地に色々な伝統的な工房などが再現されていて、なかなか楽しい博物館です。

ハーゲンの野外博物館

工房が再現された建物が広い森の中にあちこち建っていて、1日たっぷり遊べます。

野外にあるので、冬季は博物館は閉鎖。

そんな、博物館が寝静まったかのような冬、クリスマス前の第1アドベントの前の金曜日から、たった3日間だけこの博物館の敷地でクリスマスマーケットが開催されます。

「こんな素敵な場所でクリスマスマーケットって、一度見てみたいな〜」

とはいえ、たった3日間なので、なかなか時間が取れず。

それでも10年前ほど、憧れだったハーゲンのクリスマスマーケットに出かけることになりました!

わ〜い、やったね!

ワクワクしながら、車で約1時間のハーゲンまでの旅。

博物館の麓に車を止め、せっせと歩いて、クリスマスマーケットの入り口に到着。

ここは入場料のいるクリスマスマーケット。当時は入場料、大人4ユーロ。

ハーゲンのクリスマスマーケットのチケット

チケットには、灯りの灯った、かわいい博物館のお家の写真が。綺麗だな〜ロマンチックだな〜、と、ワクワク感が止まらない。

クリスマスマーケットの会場に入り、お腹が空いてきた頃に

クリスマスマーケット会場の入り口から、さらに屋台が並ぶところまでせっせと歩き、植木鉢や壺などの大きいアイテムを見学。庭に飾る大きな置物なども、たくさんあります。

それらをゆっくり見て、さらに先へ。

ゆっくりと日が暮れてきました。あたりがだんだん薄暗くなってきました。

そのまま先に進むと、今度は食べもの、飲みものを売っている屋台が並ぶ通りへ。

美味しそうだな〜何を食べようかな?

そう思いながらあれこれ見ていると、日もとっぷりと暮れ、あたりはどんどん薄暗くなり・・・

こちらもハーゲンの野外博物館

薄暗くなり

どんどん暗くなり

そして何も見えないほど暗くなった!

「え?なんで?イルミネーションは?灯りは?」

人々が少しざわめき始めます。どの屋台も暗い!

shirousagi
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どうやら電気の供給がストップしてしまったらしいの。

原因は不明

しばらく「どうした、どうした?」状態だった人々も、なかなか電気が来ないことであきらめたのか?

普通にクリスマスマーケット続行!(あたりは真っ暗なのに)

暗くなっても、お腹は空いた。それに冬に外を歩いていると、寒い!

せっかくなので、グリューワイン(ホットワイン)を飲もうか、ということになり、屋台に行くと、

「電気がないけれど、ついさっきまで熱かったから、まだワインは熱いはずよ!」

暗い中で財布から正しい硬貨を取り出すのは大変!スマホのライトで照らしながらなんとか「これは1ユーロ硬貨だな」とキチンと支払いました。

shirousagi
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ホットワインは熱々ではなかったけれど、

まだまだ暖かくて、美味しかったです

まだスマホがそれほど普及してなかった頃だから、ライトがなくて、手探りで財布の中から硬貨を出す人も。

あるのは月明かりだけ!な状態で、焼きソーセージにもありつき、お腹もいっぱいになりました。

きのこのソテーを大きなフライパンで焼いている、という屋台もあったけれど、焼いている場所は真っ暗。何を炒めているのかわかっていたのかな?

shirousagi
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闇鍋みたいね・・・

暗いけれど、せっかく来たのだし、と、さらに進んで、アクセサリーなどを売っている建物へ。

暗闇に負けずにアクセサリーを眺めていたけれど、暗いのよ、指輪なんか小さいから、盗まれてもわからないのではないかな?と少々心配に。小さい建物の中は人でいっぱい。アクセサリーを売っている人は平気な顔をしていたなあ。

ほとんど全ての屋台やお店を暗闇にも負けずに見て回りました!

結局、私たちが滞在していた間、電気は来なかったので、そのクリスマスマーケットのイルミネーションは見ることが出来ず(涙)

出口近くでハチミツワインとハチミツキャンデーを買って帰宅したのでした。

あれから、あのハーゲンのクリスマスマーケットには出かけていないなあ。また、いつか行ってみたい!

shirousagi
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今思うと、あれは貴重な経験だけど、

もう「暗いクリスマスマーケット」は御免だわ

今年のクリスマスマーケットが、あの時のクリスマスマーケットのように、暗闇で行われることになりませんように!

(防犯上、暗闇では行われない、と思うけれどね)

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