外は暑いので本日は読書を、と思ってダウンロードした本の一冊。「片付けたい妻vs捨てない夫」
私の夫も物を捨てられない人間なので、タイトルに興味を持ったのですが・・・あっ!これまずいわ!
相手に片付けてもらうには
1. まずは自分から片付けることが鉄則
「片付けたい妻vs捨てない夫」より
2. どうして片付けたいのか?を明確に伝える
3. 人によって片付けの完了レベルは様々
我が家の夫はものが捨てられません。その上、掃除、片付けも苦手で、ものをどこかに置いたままにすることが頻繁。
そこで、私がテラスを片付けました(夫の個人のものはなかった)。
すると、夫が不要なモノがない暮らしが快適だと感じてくれて、片付けをする気に!(長くは続かなかったけれど)

「片付けて!」と命令すると、嫌がられるわよね。
パートナーが物を捨てられない、溜め込むのは危険!
「人によって片付けの完了レベルは様々」というのは、考えていなかった点です。
確かに、私の目から見たら「まだまだ不要品が山ほどあるじゃない!」と思うのに、相手にとっては「片付いた」レベルだったのかも。
ところで、こうして、片付けを通してみると、相手のモノや部屋に対する姿勢が見えてきます。
パートナーが物や部屋を大事に使っていない場合は、要注意です。なぜなら、パートナーは自分自身を大切にせず、加えて相手も尊重していない可能性があるからです
「片付けたい妻vs捨てない夫」より
うわっ!これは・・・当たっているわ・・・

まずいわね。
物に対する姿勢で本当に心理状態もわかるわ・・・(当たっていると思う)
不安をよく抱えている人は、物に頼る。だから物が増える、物が捨てられない。
そして、断捨離をしようとすると「まだ使えるからもったいない」と言って捨てられない。
だけれど、捨てない物を大事に使うかというと、そうではなくて、放置している。
お部屋や空間、物を大事にすることは自分自身を大事にすることです
「片付けたい妻vs捨てない夫」より
自分自身を大事にできない人は、他人も大事にできない、と言われますよね。

当たっているわ。本当に
突然椅子の手入れをしたのは、こういうわけ?

著者は「物の扱いも人の扱いも一緒だと考えています」とも述べられています。
で、ふと思い出した、ある日の夫の「奇妙な行動」。
それは、私が怪我をして入院している時のこと。
ちょうど夫が見舞いに来ている時に、お医者さんが来られて手術が決定しました。さすがの夫もちょっとびっくり。同情したのか?イラッとすることなく、(珍しく)穏やかな会話を楽しんで、夫は帰宅していきました。
そして、夫は、珍しくダイニングの椅子の手入れをしたのですって!(息子の報告で知った)
その椅子は・・・
北欧家具のお店で見つけた、見た目も素材もとても良い木製の椅子。夫が欲しがりました。
だけど、形からお掃除は大変だな、と私は思ったのです。

我が家はキッチンダイニングだから、椅子にも油汚れがつきやすいのよ。
「気に入ったのはわかるけれど、このデザインだとお手入れがとても大変だから、私は別の椅子にしたい。どうしてもこれにするのなら、お手入れはあなたがしてね!」
「僕がするから!」
そう、自分が椅子の手入れをする、と約束したのに、夫は椅子の手入れを買ってから全く手入れしなかった!のです。
何度か「椅子の手入れば必要よね〜」とやんわり訴えましたが、スルー!
いい加減、私も諦めて、「汚れようが、どうしようが、もういい!」と投げやりになっていたら
そうしたら・・・急に椅子の手入れしたらしい。

それは、私が手術を受ける事になって、「これは世話してあげないとまずい」と
椅子のお手入れでもしたのか!?
買って10年以上になる椅子ですからね、今頃お手入れしても、頑固な汚れがついたままだけど。
この本は電子書籍のみです。ページ数はたった62ページで、「あ!」という間に読めてしまいます。
短いのでわざわざ買う必要はないかな?と思います。が、KindleUnlimitedに入っているので、会員の方で同じような悩みを持っている方には一読をオススメします。
わかりやすい会話形式。いくつかの文章が「グサっ!」と来ました。
これまで「部屋の状態は心の状態を表す」というのはよく耳にしていましたが、人間関係と物の扱いが同じって・・・ねえ。

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