このところ、毎日のように目につくメディアの記事は「エネルギー危機対策」。
先日も街灯を暗くする(照度を落とす)という案があるというのを読んで、こんな記事を書きました。
今日目にしたのは、ここNRW州にある、古代ローマの軍営都市がその起源で、遺跡が残っているので有名な町、クサンテン(Xanten)が行うことにした省エネ対策でした。(その記事はこちら)
同じような対策を、他の自治体も考えているから、これらがどこでも実施されるかもね
歴史的建造物などのライトアップをやめた
クサンテンでは市庁舎や大聖堂などの歴史的建造物のライトアップを今週木曜日から中止しています。
ちなみに、クサンテンって、こんな遺跡が残っている町です。
(この遺跡のライトアップの写真はこちらで見れます)
私はクサンテンへは昼間しか行ったことがないから、ライトアップの写真はもっていないの。残念。
防犯上必要な明かりしかつけないのですって。
市の建物の内部が寒い
この秋から冬にかけては、暖房も節約!というわけで、市庁舎や学校などでは
- 暖房を入れる時間(温度を上げる時間)をこれまでより遅くする
- 暖房の温度を下げる時間をこれまでより早くする
- オフィスの室温は20℃、またはそれ以上という規則をなくして18〜19℃にする
室温を1℃下げるとエネルギー6%節約できる、というから、
我が家でも18℃設定にしようかな?
出来るだけ温水は使わない
水道の蛇口をひねると簡単に温水が出てきて、快適ですよね。
トイレでもこの混合水栓が使われているところが多いです。
トイレのお手洗い、「本当に温水が必要か?」が検討されているのですって。
トイレを使用した後に手を洗うだけなら、お水で十分よね。
室内は暖かいのだし(って、18℃だけど)
これは我が家ではすでに実行中というか、私が密かにトイレの水栓レバーを右側(冷たい水)にしています。
ちょっと手を洗う、という時って、この水栓のレバーの位置をあまり気にしていない事って、ありませんか?
洗顔などには温水を使いたいけれど
他の自治体でも、
- 公共の建物の廊下には暖房を入れない
- 屋内(温水)プールの温度を下げる
- 体育館の館内温度は15℃にする
- スポーツの授業の後のシャワーは禁止する
などの案があるのですって。
寒い、暗い冬だな〜
とはいえ、
私がありがたいと思うのは、
これまで冬の室内って、暑過ぎたのよ。
これでやっと快適になりそう!
ドイツ人家庭に出張ピアノレッスンに行くと、暑くて暑くてたまらなかったのです。でもこの冬はどの家も暖房をガンガン、って事はしないよね。
余談・ドイツでもタンク付きのトイレができるかな?
最近の日本の物件を見ていると、タンクレスのトイレが人気。
タンクレスという事は、あのタンクの上の手洗い用の水がない!
最近、この、日本では昔からある、タンクに入る前の水で手を洗うことが出来るトイレを見たドイツ人が感動して、「これは節水になる、すばらしい」とSNSなどで報告しているのをよく目にします。
そのうち、タンクの上で手の洗える、日本には昔からあるタイプのトイレがドイツでも普及したり・・・して。
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