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私の部屋が汚部屋になったのはこの時だった

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この記事は約3分で読めます。

時々YouTubeで見かける汚部屋片付け動画。

そこで紹介されている部屋には本当にゴミが山のように積まれていて、足の踏み場もないほどです。

例えばこれ。

「どうしてこんなにゴミが溜まるまで放置できるの?」と不思議な気持ちにもなったのですが、よく考えると、私にもありました。

ここまでひどくはならなかったけれど、部屋のものは散らかり、ゴミが放置されたまま、という部屋の持ち主になったことが。

それは・・・

肉体的にも精神的にも疲れる日々が続いた時、です。

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私が部屋を片づけられなかった時

それは、大学卒業を控えていた年の1月。

父が癌、しかももう助かる見込みはない、となった時。

大学の授業はほぼ全て終了して、卒業論文も提出し終えていた私は、実家に帰り、毎日入院先の病院へ父を見舞いに行っていました。

会社勤めをしていた母が仕事が終わってから病院へ駆けつけてくれて、看病交代。

夕方には自宅に戻り、こたつに入ってTVを見ながら、ゆっくりと夕食

・・・だったはずなのです。病院にはそれほど長時間いたはずはないのです。いくらあと数ヶ月の命だとわかっていても。

それでも、家に戻ってからの私は疲れ切っていて、食事の後の食器も洗う気がない。ゴミをゴミ箱に入れる気力もない。

こたつの周りには足の踏み場もないほどのモノ、モノ、モノ。

自分で言うのも、ですが、私は子供の頃から綺麗好き。散らかった部屋が大嫌い!

でも、ダメ。病院から帰った私はぐったりと疲れてしまって、何も出来ない。

物理的に片付ける時間、その上充分な睡眠時間は取れたはずなのです。でもダメ。片付けられない。

残念ながら、入院してから2ヶ月もたたずに父は帰らぬ人となりました。

お葬式の前に親戚や近所の人が部屋を片付けるのを手伝ってくれて、その散らかった部屋は綺麗になりました。

(ありがたいことに、片付けてくれた親戚や近所の人は、病院通いで家の掃除などできなかっただろう、と理解してくれました←本心だと思いたい)

父の入院が長引いていたら、あの部屋は本当に足の踏み場もないほど、モノで溢れかえった(その大半はゴミ)部屋になっていたかと思うのです。

病院への見舞いは精神的にも疲れること。いくら親を見舞うにしても。

そして、精神的に疲れると・・・部屋は散らかるのですよね。

垣谷美雨・著「あなたの人生、片づけます」

本日読んだ本です。(本当はオーディブルで聴いた本)

垣谷美雨の「あなたの人生、片づけます」

片付けの仕方を指導する大庭十萬里が

  • 社内不倫をしていたOL
  • 妻に先立たれた老人
  • 子供に見放された資産家
  • 一部屋だけ綺麗にする主婦

汚部屋の持ち主だったり、モノを大量に抱え込んでいるのは「心の問題」があるからだと考え、その問題の解決、汚部屋からの脱出を手伝って行くお話。

読みやすく(聴きやすく)あっという間に最後まで聴きました。

特に資産家の未亡人の「いつか使えるかと思って」と、お弁当の容器や箸などを保存していたり、高かったから、と、2度くらいしか袖を通していないコートが捨てられなかったり、というのは、よく耳にすることですよね。

心が疲れていたり、悩み事があったり、と「心の問題」があると本当に部屋ってすぐに汚くなるのですね。

これをオーディブルで聴きながら、お掃除していました。

家事をする時は(私は家事が苦手)面白そうなポッドキャストとかYouTubeの音声だけ、とかオーディブルを聴きながらやっています。

するともっと先まで聴きたくなるので、掃除を丁寧に時間をかけてしようかな〜なんて思うのですよ。

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