9月がまだ終わっていないというのに、すでに最高気温ですら20度以下。寒さに震えているshirousagiです。
今から寒さに震えていたら、本格的な冬が来たらどうするのだろう?
エネルギー危機が叫ばれるヨーロッパはドイツ。毎日のように「いかに電気やガスを節約するか」と言った記事が目に飛び込んできます。
「節約」がストレスになってしまうと辛いですが、実は私、学生時代は本当にお金がなかったので、節約術を集めるのが大好きでした。
それでも、このエネルギー危機が叫ばれる前は、忙しさも手伝って、「料理するのにいかにするとガス代を節約できるか?」など考えていなかったのです。
エネルギー不足が叫ばれる前に節約術を実行すればよかったのにね。
省エネの料理法として、先日はおでんの大根をどうやって煮ているか、紹介しました。
今日は70歳を過ぎたドイツ人のお婆さんがやっているスパゲティーの茹で方です。
省エネしたい時のスパゲティーの茹で方
- 鍋に湯を沸かす
- スパゲティーを入れて2分茹でる
- 火を止めて、茹で時間の長さだけ蓋をしたまま放置する

お湯を沸かすには電気ケトル
少なくともドイツでは、IHコンロではない電気コンロを使っている場合、お湯を沸かすのは、電気ケトルの方が省エネになることが多い、とか。
電気ケトルのモデルにもよるようですが。
スパゲティーを入れて2分茹でる
最近あちこちで目にすること、それは「鍋やフライパンでの調理にはできるだけ蓋をして!」
まあ、そりゃそうよね。ただ、パスタを茹でる時には吹きこぼれないように注意しなくては!
(この2分もパスタの種類では省略できます〜)
火を止めて、茹で時間分放置
茹で時間が9分のスパゲティーなら、2分茹でた後、さらに9分放置です。
(パスタをざるに上げる前に柔らかさチェック。硬すぎる場合はもう少し放置)
これを教えてくれた知り合いのお婆さんは、2分茹でた後の放置時間は「食べるまで放置」でした。とは言っても、何時間も放置していたわけではなかったのですが。
お昼前にそのお婆さん宅に行くと、蓋をした鍋を見せて「今日のランチはパスタなのよ。これ、放置しておくだけ〜」と言って、ランチの時間ギリギリまでおしゃべりしていました。

そういえば、このお婆さんの家、今どきのドイツの家では珍しく、セントラルヒーティングではなくて、各部屋に暖炉。
調理用のコンロも薪ストーブ。
庭には沢山の薪が積まれていて、「今日は薪が来るから大変!」とか言っていたっけ。
冬は毎朝、薪を暖炉まで運んで、火をつけて。一人暮らしで70歳も過ぎていたから、家を暖かくするのは大変だったろうなあ。

スパゲティーの茹で方といえば、パスタを水につけて一晩冷蔵庫に入れておいて、翌日茹でるという方法もありますよね。
これだと1分茹でるだけで茹で上がるので、次回はこの方法でスパゲティーを茹でようかな?
(問題は前日に「明日はスパゲティーにする」と決めなくてはならない事だわ)

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コメント
いかに節電して冬を乗り切るか…今年の課題ですね。
それにしてもパスタの茹で方は目から鱗でした。
今度私も試してみます!
うおこさん、
まさか、こんなに節電、節エネルギーを心掛けて暮らさないとならない日が来ようとは!
とはいえ、これまで贅沢しすぎたような気もします。。。
パスタの茹で方、是非お試しください!
パスタによっては、お湯が沸いたらパスタを入れてすぐに火を止めても大丈夫です。
時々混ぜて、パスタがくっつかないようにする必要があるかも、です。
色々試して好みの硬さにできる省エネ方法を見つけてくださいね。