卯年の到来を前に「ウサギは飼うな!」シリーズ4回目です。
うさぎって本当に可愛いですよね!毎日見るたびにその可愛らしさに癒されています。
でも、いくら可愛いからといっても、いくら癒されるからといっても、「うさぎを飼いたい」と思ったら
ちょっと待って!
私からの提案は「うさぎは飼うな!」です!
なぜかいまだに時々「うさぎを飼うのは簡単」という意見を見かけます。
そんなことはない!のに。
うさぎを飼うって、とても大変です。
可愛いうさぎさんを家族にお迎えしたら、お世話を充分にしてあげなくてはなりません。
今回はそのうちの1つ、避妊手術が必要かも、です。偽妊娠を起こすこともあるよ、というお話です。
またもや我が家の姫、ウサギのHAPPYが偽妊娠騒動を起こしてしまいました。
うさぎにも避妊手術が必要
犬や猫に比べてウサギって小さいからか?病院に連れて行かなければならないこともある、という事実があまり考慮されていない気がします。
が、うさぎ、特にメスのうさぎさんを飼うとなれば、避妊手術も検討しなくてはなりません。
うさぎは子宮系の病気になりやすいのですって。
7〜8歳のメスウサギのほとんどが子宮の病気になるのですって。
我が家のシニアなメスウサギのHAPPY(11歳)、適齢期に避妊手術を受けています。
生後11ヶ月の時に避妊手術を受けました。
上の写真は避妊手術後帰宅してすぐのHAPPY。開腹手術後なので、テープを貼ってもらっています。
朝一番に病院にウサギを預け、夕方お迎えに行きました。
うさぎを預けている間、無事に手術が終わるか、気が気でなかったわ
帰宅してからも2日くらいは傷口が痛むらしく、すっかりおとなしくなって食欲もなし。
お医者さんからは経口の痛み止めをいただき、「明日、少しでも様子がおかしい、と思ったらすぐに来院してください」とのことでした。
全身麻酔での手術なので、小さなうさぎさんにとっては大変な負担です。
でも、これをしないと、
- オスと一緒なら妊娠する可能性(かなり高い)
- 子宮の病気になる可能性(かなり高い)
- 偽妊娠する可能性
が、あるのですよ。
避妊手術をしなかったら?
避妊手術をするデメリットは
- 手術代がかかる(私は100ユーロくらいだったと思うのですが、調べたところ、日本では3~5万円くらいのようです)
- うさぎの避妊手術ができるお医者さんが少ない(ウサギはエキゾチックアニマル)
避妊手術をしないデメリットは
- 子宮の病気になりやすい
- 偽妊娠で毛をむしって、その毛を飲み込んだら鬱滞になるかも
- 性格が攻撃になるかも
ドイツはうさぎは多頭飼いで飼うのが推奨(ほぼ義務)されているので、避妊手術はマストです
手術をしていても偽妊娠騒動を起こすかも
こうして、うさぎにも大変な思いをさせて避妊手術を受けさせておいても、シニアになって「偽妊娠」で巣作りを始めてしまったHAPPYです。
年をとってから偽妊娠をおこす動物もいるのですって。
今年に入ってから何度か巣を作った我が家のおばあさんうさぎ。
今回の巣はこちら↓
トイレにある藁をうさぎ部屋の角に集めていました。熱心に。
その、熱心な仕事ぶりはこちらです。
藁を大量に口にくわえて運ぼうとするので、部屋中が藁だらけ。
掃除は・・・もちろんウサギの飼い主の仕事ですよ。
こちらは約半年前に起こした偽妊娠騒動。
雄のウサギでも去勢手術が必要になるかも
メスのうさぎを飼うと大変!だったらオスのうさぎを飼えばいいのでは?
とお思いの皆様、オスのウサギでも「去勢手術」をしてもらわないと
- 攻撃的な性格
- スプレー行為をする
と、困ることになるかもしれませんよ。
去勢手術はメスの避妊手術ほど大変なものではないですが。
うさぎは一年を通して繁殖力が強いから「イースター」のシンボルになるのだけれど、
その分、避妊手術は大切なのです!
ウサギを家族として迎えたら、うさぎ専門の病院を探して、適齢期に避妊手術の相談も必要なのです。
だから、うさぎは飼うな!
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