最近、YouTubeでもテレビでも、フライトやホテル関係のものばかり見ているshirousagiです。
旅行に行きたい!飛行機に乗りたい!ホテルに泊まりたい!温泉に行きたい!・・・
それなのに、夏に怪我をしてからというもの、夏に予定していた旅は全てキャンセル。
これまで、2020年からは旅行が出来ませんでしたよね。今年の夏になって、やっと旅行に行きやすくなったというのに、その途端の怪我。さすがに堪えました。
お金はモノより体験に使いたい

2020年からこれまで、私はあまりお金を使っていません。

生活に必要な食品とか日用品とか、ペットに必要なものとか、
最低限の衣類とか、スマホの買い替えとかはしているけれどね
お家に篭っている間は、せっせと片付けに励み、むしろ不要品を売ったりとかもしています。
その理由は
- 収入が減った(仕事がなくなった)
- 旅行に行けるようになった時のための旅費
「あまりお金を使わなかった」とはいっても、昨今のインフレ、特にエネルギー代の高騰で、支出は増えているのが事実(涙)ですが。
それでも、せっせと旅費を貯金しています。
私の世代だと(アラカン)「物を持っていれば持っているほど幸せ」と言った価値観がまだありました。
実際、私もそうでした。なので、「これ、不要になったから差し上げるわ」と言われると、とても嬉しいのと同時に「こんな良い服をタダで譲るなんて、勿体無いと思わないのかな?」と思っていました。
なのですが、人生、これまで色々経験してきて、「モノより経験にお金を使いたい」「モノは所持していると大変」と思うようになったのです。
物は簡単になくなってしまうことがある
それまで持っていた物をあっという間に失う、という経験をすると、「物って、こんなに簡単になくなるんだ」と実感しますよね。
日本では自然災害などで、大事な物を失った方も多くいらっしゃると思います。
私は幸い、災害で物を失う、という経験はしていませんが、それでも、多くの物を手放すことになりました。
その理由は
- ドイツに移住した
- 実家の家がなくなった
からです。
ドイツへ荷物を送るには予想以上に送料がかかる

1年しか滞在しないはずだったドイツ。なぜか長期に渡ってしまうことになり、実家に置いていた自分の本や楽譜をドイツまで送ろう、と思いつき、国際引っ越し便などの業者に電話で送料を問い合わせてびっくり。
当時の正確な送料は忘れてしまったけれど、船便で1m3で10万円以上だったかな?
貧乏な私には高すぎる。ため息をつき、諦めました。
本だったら郵便で安く送れるよ、というアドヴァイスも友人らから頂きましたが、いくら書籍扱いでも、数冊送るだけで、数千円(だったか?)
本は重い。私が送りたい本は大きいし、重い(専門書だから)。
書籍扱いだと重量の割に格安で送れる、と言っても、その出費が痛い!(当時は仕事をしていなかったのもある)
実家を明け渡すことになった
ドイツに移住して数年がたち、実家に一人暮らしだった母親も施設に入居。
ある日、実家(持ち主は親戚)の建物を改築するから明け渡して欲しい、と連絡を受けたのです。
そうは言っても、すぐにドイツから日本まで帰国するのは無理!金銭的にも無理!
「これまで実家に保管していた物を、数年に渡って使わずに暮らせたのだから、なくてもいいよね」
日本の実家に置いてあった私の私物は、こうして全て無くなりました。
(ほんの一部のものを近所の人が取り出してくれていて、後日ドイツまで持って帰りましたが、そのモノたちも昨年手放しています)
「モノってあっけなくなくなるんだな〜」
なくしてしまった物で、残念だったのは、大学時代に授業で使い書き込みのある本や楽譜。「頭の中にしっかり入れておくんだった!」
泥棒に入られた!
実家に置いていたモノたちを一気に失った私ですが、まだ「物が欲しい」病があった頃。
私が一時帰国中、夫が友人宅に出かけている時に空き巣に入られてしまいました(涙)

ヨーロッパも空き巣被害は多いから、ドイツにお住まいの皆さんはどうぞ気をつけてください!
盗まれた物の価格と壊された窓の修理代には保険がおりたのです。が、それでもいくつかの「物品」は無くなりました。
この時以降、あまり高級な物を所持しても、盗まれないか、壊れないか心配しなくてはならない。それだと心が休まらないわ〜
自分の体や心や頭に入れられる体験や学習にお金を使う方が良いな〜
と、やっと思えるようになったのですよ。


空き巣に入られたのはショックだったけれど、
壊された窓のガラスが、それまでの普通のガラスから保温性のあるガラスに変わったのは嬉しかったわ。
窓の鍵も新しくなったし!

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