日本に一時帰国して、日本在住の友人らと話をしていると、そこで出てくるドイツという国のイメージは
- 勤勉
- 頑固
- 保守的
- 時間を守る
- 環境問題に関心がある
- 車社会
などなど。
私がドイツにくる前(それは彼方、石器時代の話だが)に読んだドイツに関する本でも
「ドイツ人は一般に勤勉で、時間にルーズではありません!」
なんだけど、なんだけど・・・
(絶対に日本と比較してはいけませんよ!)
ドイツ鉄道(DB)、2022年は遅延が最多!

「時間通り、時間を守る」が国民性というのは、今でもある意味正しいと思っています。
スペイン人の知人は「ドイツ人は時間にうるさいから、家の時計を10分進ませている」と言っていたし、アルゼンチン出身の友人は「3時にあなたの家に行くわ」と言って・・・来たのは6時だったことも。
それに比べたら、ある生徒のお母さん(ドイツ人)などレッスン開始が3時で、3時5分に来て「ごめんなさい!道路が混んでいて遅れました!」(たった5分。こんなに時間を気にした人も珍しい)
だけど、ドイツ鉄道を利用する場合は
「列車が時刻表通りに走ったら奇跡!」
そう、時刻表はあくまで目安、目安よ!

週末に実家に帰ってくる息子は、月曜日の朝
必ずアプリで列車が時刻通りに走っているか、確認しているわ
大体、列車が走らないことだってあるのよ。それも珍しくない!
列車がキャンセルされずに走ると、それが駅の掲示板に表示されるなんてことも!?
そのドイツ鉄道の遅延、去年、2022年はこれまでで一番多かったのですって!

コロナ禍後の鉄道職員不足、
そして、大人気だった9ユーロチケットで乗客が多かったのが原因かと思うわ
ドイツ鉄道の遅延は「普通」、列車旅行を計画する時は乗り換え時間に注意しよう〜
そうです、ドイツ鉄道の遅延は日常茶飯事!
15年前に義母が我が家に列車で来た時、途中の駅の乗り換え列車の時間を見ると、待ち時間が2時間!
「2時間も待つの?長いね」と義母に言うと「15分後に来る列車もあったけれど、もし初めに乗る列車が遅れたら、次の列車に乗れなくなっちゃうじゃない。列車ってよく遅れるわよね」
さすが、何事にも慎重派の義母!
ドイツ鉄道がもっと時刻表通りに走るのなら、私ももっと鉄道を利用するのだけどなあ。
環境問題に関心のあるドイツ人・・・のはずだけど
10年以上前には、日本で「ドイツのゴミ処理は素晴らしい」とか「ドイツ人は環境問題に関心がある」と思われていたようです。(今もか?)
車社会なドイツだけど、CO2の排出を少なくするために鉄道の利用を勧められている・・・はずよね!?
ドイツの未来交通を研究しているシュテファン・カルステン(Stefan Carsten)氏の言葉によると
「(ヨーロッパの)至る所で自転車専用道路が作られている。至る所で公共交通のための工事が行われ、線路も(新しく)敷かれている。ただ、ドイツだけが車のための道路を作っている」(ZDFのサイトより)

実際にね、オランダに鉄道で出かけた友人が「オランダの駅はよかったよ〜」って言っていたのよ。
ドイツの駅ももっと綺麗にしてよね!
さて、明日もデュッセルドルフの市内交通はストです。今週3日目です。バスやトラムは走りません。

いえ、私は環境に優しくなくて、お出かけは車ですが・・・
ドイツも(外国人が持つ?)ドイツのイメージ通りに「時間通りで環境に優しい」国になって欲しいなあ。
時刻表通りに走って、途中で運転中止にしなくて、わかりやすくて適正な運賃で、車内の治安が良くて、駅や車内に酔っ払いがいなくて、車内は綺麗で、冷暖房完備で、壊れたドアがなくて、車内のトイレが綺麗で、駅やその周辺も治安が良くて綺麗だったら(要求は多い)
元々は鉄道好きな私、もっとドイツ鉄道を使って旅行をするのになあ・・・

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