スーパーでゲットできるスイーツはとても甘くて、インスタント食品や調味料の素はとても塩辛い!
そんな食生活を送っている人々の国、ドイツです。
糖分の摂り過ぎ、塩分の摂り過ぎは成人病の元、ですよね。
ドイツ栄養協会(DGE)は、ドイツ人の糖質・塩分・脂質分の過剰摂取を警告しているのですって。
2025年までにシリアルやソフトドリンク、砂糖入りのヨーグルトなどに含まれる糖分をカットするように!というわけで、あちこちでその動きは見られるのですが・・・
ディスカウントスーパーが宣言!
ドイツの大手ディスカウントスーパーが「塩分、糖分を減らすための取り組みをしよう!」と宣言(?)したのですって。
それは
- Aldi=自社PB商品の一部の調理済み食品(冷凍食品とか)の糖分、塩分を減らします!
- Lidl=甘いお菓子の広告はしません!
(ソースはこちらから)

さあ、このディスカウントスーパーが「塩分、糖分を減らす」先駆けとなるか?
実際に商品の塩分や糖分が減るのか?
だって、お店だって売り上げをできるだけ増やしたいですよね。スーパーは慈善事業じゃないし。
塩分、糖分が減ると「おいしくないじゃん」と言って、買わない人が増えるかも!と心配されているみたいですよ。
ええ、ここは「濃い味が好きな」ドイツですもの。
それに、お菓子の広告をしない、と言っても、イースター、クリスマス、ハロウィンのお菓子は別(つまり、広告する)ようです。

イースターやクリスマスこそ、甘すぎるお菓子の食べ過ぎだと思うけれど・・・
利用者の多いインスタント食品の塩分を減らせるか

インスタント食品、冷凍食品、レトルト食品といった、「調理済みの食品」って、塩分や糖分が多いものが多いですよね。
塩分や糖分の摂取を控えよう!冷凍食品に含まれている塩分を15%カットするよ〜と言っても、「インスタント食品の販売を減らすよ〜」とは言っていない。
日本の家庭でもインスタント食品やお惣菜が大活躍だと思うけれど、ドイツの家庭でも、その約半数の家庭では定期的にインスタント食品や冷凍食品など、いわゆるconvenience food と呼ばれるものを食べているのですって。
いや〜我が家でも冷凍食品を利用しているけど(定期的にって、どの頻度かな?)。
そういえば、もう30年以上前にお世話になったドイツ人家庭のお母さん、自称、料理得意。健康への意識が高い人だったけれど、魚料理は冷凍食品だったわ。

そのドイツ人お母さん、港町で有名なハンブルクの出身だったけれど、住んでいたのは海がない南ドイツだったしねえ〜
小さな子供が3人もいる家庭だったし、忙しい毎日で、「魚を捌け!」とは言わないし、私もしないけれど。
ま、少なくともドイツ人は、人気になった「Sushi」を食べる時は醤油をドバドバとかけるのはやめた方が良いかと。

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