先日、NHKのあの、おおきな頭の5歳の女の子が出てくる番組を見ていたら
「ソースってどうやって作るの?」という問題が。
日本で一般に「ソース」といえば、ウスターソースですよね。
ウスターソースはどうやって作られているの?
ウスターソースとは・・・
日本農林規格 (JAS) においては「ウスターソース類」として「野菜若しくは果実の搾汁、煮出汁、ピューレー又はこれらを濃縮したものに砂糖類(砂糖、糖蜜及び糖類)、食酢、食塩及び香辛料を加えて調製したもの」と定義
wikipedia「ウスターソース」より
簡単に言うと、野菜、果物をよく煮込んだものや汁に調味料を加えたもの。です。
ウスターソースの生まれは?
ウスターソース、Worcester sauce、または Worcestershire sauceというのですが、その名から予測できる通り、イギリスのウスターシャー州、ウスターの主婦が作り始めたものだとか。
ソースが欲しくて買ったら、日本のとは味が違った!
というわけで、ウスターソースはイギリス生まれ。
なので、同じヨーロッパのドイツでも簡単に手に入ります。
なのですが・・・
日本のレシピを見て、「ウスターソースが必要なんだ。ドイツのスーパーにもあるよね〜」と買ってみたら・・・
日本で食べ慣れていたソースの味とは違って、
日本のウスターソースよりピリッとした辛味と酸味があったのよ。
私が時々買う(味が違うのは分かっても、常備しています)ウスターソースはこれ。
Appel社のWorchester Sauce。(お値段が手頃で入手しやすいから。アマゾンのは1リットルだけど、スーパーに行けば140mlのものが2.29ユーロ位で手に入ります)
「え?日本のウスターソースって、イギリスのウスターソースとは全く別物なの??」
と思っていたら、
「ウスターで作られるようになったソースを日本人好みの味に変化させた」って。
やっぱりねえ・・・
日本ではウスターソースから色々なソースに発展
ところで、私は西日本出身なので、食堂などでは、醤油とウスターソースが同等に並べられていたのを記憶しています。
個人的な好みで、あまりウスターソースは使わなかったけれど。
このウスターソースから、とんかつソースやお好みソース、中濃ソースなどに発展して、色々なソースが作られるようになったのですよね。
欧米人好みの味の、ちょっと辛くて酸味があるソースとは違って、日本で作られ始めた「とんかつソース」などは甘味が強くて、美味しい!
ただいまの我が家の冷蔵庫にあったウスターソースと焼きそばソース。
焼きそばソースの賞味期限が切れてしまっている!(ドイツでは輸入品としてお値段高いので、賞味期限は気にしない〜明日は焼きそばだわ)
とんかつソースはドイツでも好まれる味(だと思う)
我が家では、お好み焼きソース、とんかつソース、焼きそばソースの3つのソースのうち、どれかが冷蔵庫に常備されています。
流石に3種類揃えておくと、日本の食卓ほどはこれらのソースを使わないので、賞味期限が切れてしまう!(実際、切れているし…)
どれもドイツで買うと(日本のメーカーのものを買うから)
高いから、頻繁に買えないし、
食事は半分はドイツスタイルだからね〜
(一時帰国では必ず「お好みソース」を買ってきます!)
そして、フライやコロッケなどを作ると、とんかつソースが大活躍!
家族がお好み焼きも喜んで食べるのは、お好み焼きの味、というより、「お好みソース」の味が気に入っているから、ではないかと思うのです。
息子もそう言っていたわ。ソースが美味しいから、お好み焼きが好きだって。
和食をほとんど食べないドイツ人男性と結婚されている日本人の友人も、「とんかつソース」だけは買うのですって。
ご主人に合わせて、ご自分もドイツ飯ばかり作って食べているので、アジアンスーパーにはほとんど行かない、という人なのよ。
でもとんかつソースだけは買う!って。
そして、(数年前のことだけど)デュッセルドルフの日系のお惣菜屋さんで、コロッケなどを注文したドイツ人男性。
ブルドックソースを沢山つけてください!
(お弁当用の小さな袋に入ったソースをつけてもらえるのだけれど、1つではなくて、沢山欲しいと)
ソースの容器には「とんかつソース」とか書かれてなかったけれど、「ブルドック」と買いてあったからね。
とんかつソースが本当に多くのドイツ人に好まれる味なのか、サンプル例は少ないけれど、
ドイツ人にも好まれそうな味だと思うわ
やっぱり日本のソースって美味しいですよね〜
あ〜これを書いていたらトンカツを食べたくなってきた!
にほんブログ村
応援クリックをありがとうございます!
コメント