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手放すことになったけれど困らなかったモノ

シンプルライフ
この記事は約4分で読めます。

片付けに励んでいらっしゃる方々、こんにちは、shirousagiです。

貧乏症なのもあって、所持品は多ければ多いほど良い、というマインドから抜け出して、やっとシンプルライフを送ろう、とせっせと片付けを始めて早くも3年。

ようやく自分が何を持っているか、把握できるくらいになりました。

ところで、私は日本からドイツに引っ越しをしているのですが、海外引っ越し便なんて利用できない庶民なので、日本で集めたもののほとんどはドイツに持参することは出来ませんでした。

そう、ドイツへはスーツケース(本当はキャスターのついたバッグ)1個でやってきました。30年間のドイツ生活で、日本から荷物を郵便で送ったのはわずかに4箱。

毎年のように一時帰国しているので、その時に日本で買った本や衣類をドイツまで運んでいますが、実家に帰ることなく、実家は解体されてしまいました。

当時は家の中に荷物があっても、そのまま建物を解体してよかったらしく、私が実家に置きっぱなしだったものは、家と共に、全て消えてしまいました。

そうです、「捨てたい」と思って手放したわけではなくても、手放したものがあるのです。

中にはちょっと大事なものだよね、と思うものもありましたが、それらのものも30年間、一度も必要としませんでした。

人生も終盤を迎えた今、今まで必要がなかったモノが、これから急に必要になるとも思えません。

今回はそんな「捨てにくいけれど、なくても困らなかった」モノを紹介します。

shirousagi
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私は必要なかったのですが、

読者の皆様には当てはまらないかもしれません。

手放す場合は自己責任でお願いしますね!

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手放して困らなかったモノ

それではスタート!

卒業証書

これは無闇に捨てることはしない方が良いと思いますが。

小学校から大学までの卒業証書です。

当時は筒をもらって、その中に入れて保管していました。(今はバインダーのようなホルダーなのですね。この方が保管しやすいから、私もバインダー形式の証書ホルダーで欲しかったなあ)

高校と大学の卒業証書はドイツまで持参しましたが、全く必要ありませんでした。

私の仕事はフリーランスで、学歴を尋ねられたことが全くありません。

数年前に年金のために学歴の証明を提出したことはありますが、卒業した日本の大学まで問い合わせて、英語の成績証明書、卒業証明書を所得。

この年になると(アラカンよ)これから先、学歴を証明する機会は訪れそうにありません。

(追記:ドイツでも最終学歴の日本語の卒業証明書が必要になったケースがあるそうなので、その分だけは持参しておくことをお勧めします〜)

卒業アルバム

実家に置きっぱなしだったので、今は1冊も持っていません。

小学校から大学まで、すべての卒業アルバムを失いました。

学生時代に楽しかった思い出があるけれど、卒業アルバムを見たいと思ったことはないし、いざとなれば、(少なくとも)大学時代の友人の中には今でも連絡先がわかっている友人らがいます。その友人に頼んで見せてもらうことは可能だと思っています。

shirousagi
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マンモス校だったのもあって、
個人的には卒業アルバムの大半の生徒の顔をみても記憶にないはず。

それよりも友人らと撮影したプライベートの写真かなあ?

学生時代に使った書籍、ノート

せっかく勉強した専門分野!

大学時代の書き込みのあるテキストや楽譜を失ったことを悲しんだこともありますが、結局はなくても困りませんでした。

書き込みのあるテキストを持ってきていても、きっと開かなかったと思うのですよ。

shirousagi
shirousagi

当時勉強したことは頭に入っていないと使えないし、

新しく勉強もしてデータの上書きもしておかないとね

アルバム

プライベートのアルバム。

一部はドイツまで持参したけれど、子供の時の写真の大半は実家に置いてあって、失いました。

残念だな〜と思うことはない、とは言わない!

けれど、思い出って、頭の中に入っているモノですね。それで充分かな。

大事な人、家族、親友からのプレゼント

片付けに関する本や動画、ブログなどを見ると、「プレゼントが捨てられない」という件をよく見かけるのですが、捨てたくなくても失う事もあるのですよ。

もらった時に(気に入ったら)さっさと、でも大事に使って、「もう必要ないな」と思ったら手放す!

本当に「私がプレゼントしたあれ、どうなった?」などと尋ねられることは、これまでの人生で一度もありませんでした。

食べ物や飲み物はすぐに「美味しかった!」と感想を述べておいたけれどね。

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コメント

  1. ピーターラビット より:

    はじめまして。私も日本の実家親も高齢になってきて、日本に帰るたび自分の部屋のがらくたもろもろ整理中です。どこまで処分して良いか分からない中、Shirousagiさんのブログがなるほどーと思い、考えるところがありました。

    私はドイツ移住後、大学卒業証書がいるとか夢にも思わず、就職した時実家の親にスキャンして添付ファイルで送ってもらいました。日本語オリジナルと英訳と両方要ったので、最終学歴の卒業証書は手元にあったほうが良かったと後悔しました。

    アルバムもずっとどうしようかと考えていたのですが、こっちに持って帰れないし、将来自分が亡くなった時誰も要らないだろうし(苦笑)…なので今後日本帰国のたび、スマホで写真を撮って保存しようと思いました。

    楽譜は命より大事ですが、重いし量も多いし初級レベル本はまず今後も弾かないしと悩み中です。
    専門書は好きなもの、役立ちそうなものだけそのうちこちらに持って帰ろうと思います。

    こっちに引っ越した若かりし昔はこんなこと考えず、ぽーっと渡独してしまったなと自分で自分に苦笑しました。

    • shirousagi より:

      ピーターラビットさん、

      コメントをありがとうございます!
      ピーターラビットさんもドイツにお住まいなのですね。

      ピーターラビットさんはドイツで日本の卒業証明書も必要だったとのこと、情報をありがとうございます!
      私はフリーランスがメインなので必要なかったのですが、(会社員もしていますが、友人の紹介で入ったので)日本語の証書も必要だったケースもあるということで、同じようなケースに備えて、ブログ記事の部分にも追加記入させていただきますね。

      写真や日本語の本は、私がいなくなったら家族の誰も必要としないので、思い切って処分中です。
      この時、ドイツ語の本をどうしよう?と悩んでしまうのですが、家族に音楽家はいない・・・専門書は誰も読まない。

      日本に一時帰国しても、すぐに着たい服や食べたい食材、読みたい本を持って帰るのを優先してしまいますよね。
      その点は、望まなかったけれど、実家に置いてあったものが全てなくなったのは、悩みが一つ強制的に減ってしまったので、よかったのかも。。。

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