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海外からの観光客が増えたり、海外旅行をするのは良いけれど

色々思ったこと
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私がドイツにやってきたのは1989年です。

まだ日本では、特に地方では、中国人、朝鮮、韓国人以外の外国人を見かけることがほとんどありませんでした。

その後急に日本の地方でもアジア系以外の外国人も見かけるようになりましたよね。

1992年に一時帰国をして大学時代の友人に会った時、街でイランからだと思われる人に声をかけられたのです。

その時の友人の対応が、外国人と知り合えて嬉しい、という感じで、電話番号を気楽に教えようとしたり、ちょっと危ないなあと思ってしまいました。

その頃から発言したかったことがあるのですが、言い方、書き方を一歩間違えると誤解されそうだし、第一、具体的なことがうまく書けないので今まで発信せずにいた事があるのです。

今回は、思い切って思いつくままに(?)書いてみます。うまく伝わる文章で書けるのかわかりませんが、読んでいただけると幸いです。

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イスラム教の国出身の人たちとの付き合い

私にはイラン人の知り合い(私のドイツ人友人のご主人)がいたこともあります。彼はペルシャ絨毯の販売会社を経営していて裕福な方でした。

会う度に「shirousagiさん〜♪元気にしてた?お茶でも飲もうよ!」と笑顔で声をかけてくれて、親しくさせていただいていました。

彼にピアノを教えたこともあります。

また、イラン人の高校生に教えていたこともあります。彼女は熱心な生徒さんでした。

そして、現在の主人の部下の1人はアフガニスタン出身です。ヒジャーブをかぶっています。親切だし仕事熱心です。

イスラム教の国出身の人、また親がムスリムの人を、私は個人的に嫌うわけではありません。差別をしたいわけでもありません。

でも、彼らと付き合っていると「なんとなく理解できない」というのを感じるのです。自分の(私の)常識で彼らとの付き合いで発生することや彼らの話すことに対応しようをすると、どうもうまく噛み合わないことがよく起こったのです。

約束事などではこちらが被害を受ける(すっぽかされる)ことがほとんど。

また、笑顔の下でなにを考えているのか、など、本心が読めないのです。

ドイツ語も英語もよく話せて、コミュ力も高い友人が、それでもイラン人に付き纏われた話を聞いて、「これはイスラムの国の人との付き合いを、日本人やドイツ人との付き合いの感覚でしていたら困ったことになるかも」と思わざるを得なかったのです。

どちらが悪い、と言いたいわけではありません。彼らとはバックグラウンドが違って、「常識」が違ったり思考回路が違うのだと思うのです。

私は、無理して理解しようとするより、付き合うならある程度の距離を置く方がいいな、と思っています。

イスラム教の国から日本への観光客が増えていると聞いて

今回この記事を書こうと思った最大の理由は、ニュースで日本ではイスラム教の国からの観光客が増えている、と聞いたから。

観光業で収入を得ないと大変だということは承知しています。(ちょっと悲しいけれど)

その際にイスラム教からの観光客に日本が人気だから、と歓迎しているのもわからないではありません。

イスラム教徒には食事制限があるから、など、日本人とは違う点があるということも知られていますよね。

でも、無意識に、日本人の価値観でイスラム教の国(や、他の国々)からの観光客に対応するのはどうなのかな?充分に気をつけているのかな?と心配になっています。

親日家でも、国民全てが等しく善人というわけではない

今日、かのtwitterを騒がせていた、とあるヒッチハイクでの海外旅行。

「あの国は親日家だから、事件は起こらない」といったツイートを目にした気がしますが、国民皆善人、という国はあり得ないわけですよね。

日本だって極悪人は存在するし、事件は起こっていますよね。

海外旅行を自由にできる日々が戻ってきて、少々スリルに富んだ旅行をしたい、世界中を見てまわりたい、という気持ちはわからないでもないのです。(私は冒険好きではないのですが)

経験は宝。特に若い人にはどんどん経験をして欲しい。でも、心に傷を負うような経験は出来るだけ避けて欲しい。避けれるものなら避けて欲しい。

(私は些細なことだけれど嫌な経験をして、それが頭から消えず、人がたくさんいるところに行きたくなくなりました)

世界中危険度が増した〜見かけなくなったヒッチハイク

上に書いたツイートを読んで思い出したヒッチハイク。

私がドイツに来たばかりの頃は、ヒッチハイカーを本当によく見かけました。

旅行好きなドイツ人。でも無駄遣いが嫌い&学生にはお金がないが定番のドイツ。

段ボールに行き先を書いて道端に立っている学生を数えきれないほど見た時代があったけれど、最近は全く見かけません。

駅では滅多にバックパッカーを見かけなくなりました。大きなリュックを背負った学生っぽい若者を多く見かけたのは20年位前までかな?(私は最近は列車にあまり乗らない、というのもありますが)

残念ながらこの世は、以前に比べて急激に危険になっています。

差別ではないけれど、区別はした方がいい

思いつくままで、話がかなり前後してしまっています。(読みにくくて申し訳ありません)

自ら外国人として大陸に住んでいると、色々な宗教の人、外国人などに出会い、不安や危険を感じることが多くなりました。

外出すると不安になる場所も多いのです。(それもあって、一時帰国するとホッとする)

残念ながら、ある程度は人間を外見で判断して区別して、なるべく危険そうな人には近寄らないようにしています。

また、危険ではなくても、自分の常識では付き合えない人もいるので、そう言った人とは距離を置くようにしています。

差別、特に人種差別をするのはよくないけれど(日本人なので、ドイツで差別をされる側だし)、ある程度の区別はした方が良いと思うのですよ。

そういえば、アジア人を差別をする人も、とある地域からの(ドイツでの)外国人が多い気がします。

(夫は先日「コーラン」の本をもらい、イスラム教の国からの人の行動を少しでも理解するために読書中。身を守るには相手を知ろう、という訳で)

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