病院が悪いのではありません。
今回、手術に伴って入院したのですが、手術前には
「日帰り手術にしますか?それとも入院しますか?」と尋ねられたので(しかもデフォルトが「日帰り」だった)
「日帰りでできる手術を入院でするのだから、1泊なのだろう」と考えていた私が浅はかでございました。しかも、3泊4日になったかもしれない、という状況です。
2年前に大腿骨に入れたボルトの除去手術
手術は2年前に大腿骨骨折をした時に入れられたボルト&プレートの除去手術です。
本当は骨折手術の1年後くらいから除去手術できるらしいのですが、何といってもこの私は
腕の骨も骨折していた
という状況だったので、去年は上腕のプレート除去のみ。この時は日帰りで手術を受けました。
この時に「全身麻酔なのに日帰りはやっぱりきついなあ」と思い、今回は入院することに決めたのです。
入院、そして即手術
入院したのは手術の行われる日。
当日は飲食禁止。
病院へ到着したのは朝の6時。
この時、めちゃくちゃ喉が渇いていて、手術の1時間前まで水なら飲んでもいい、と聞いていたので、病室に入るなり、看護師さんに
お水がほしいのですが
と尋ねたのだけど、「まだ飲んでいもいいか、お医者さんに聞いてくるから飲まないで!」と言われてしまい、その後、結局飲むのもダメ、と。
喉が渇いたよ〜
仕方ない。我慢しよう!
「夢を見る時間です〜!」
手術着に着替えて、手術する箇所に❌をしてもらって、荷物を自分のロッカーに入れて、ベッドの布団の中に潜って「いざ出陣!」
手術室に到着すると、今回は麻酔科の学生が麻酔用のルート確保に。
これが私が一番恐れていることなのよ〜採血同様、静脈をさがさなくてはならないのに、私の静脈はどこにあるのやら。
私の静脈探しに苦労しながらも、この学生さん、
今から夢を見てね〜
休暇旅行の夢とか(いかにもドイツ)
あ〜私、先月休暇旅行から帰ってきたばかりなんですよ〜
とても楽しかったです!
まあ、そうなの?どこに行ってきたの?
日本です〜!
するとその学生さん、
「まあ、日本!日本から来たの?私も行ってみたいわ〜友達がね、日本語を勉強していて、日本旅行へ行ったのよ。
あなたは日本のどこに行ったの?」
この時、東京や大阪ならわかってくれるだろうけれど、名古屋って知らないよね〜と思いつつ(これまではそうだった)
「名古屋です」
こう言いながら、今回も名古屋って知らないよね、と思っていたら
名古屋ね、
あ、名古屋になんか有名な公園ってある?動物園だったかな?
あ、名古屋を知っている!
最近、特に今年に入ってから「日本へ行く」というと
「同僚が行ってきたのよ」とか「日本ね〜今一番行きたいところだわね〜」という声を本当によく聞くようになりました。
今までは日本へ行くというと「飛行機に何時間乗るの?」くらいしか会話がなかったのに。
でもね、日本は観光だけが売りになったのかな、と残念な気もするのだけどね。
以前は「日本ね、素晴らしいものを作っているわよね」だったのに。
眠るまで時間がかかってしまった
手術直前で緊張しているであろう私(今回はなぜか緊張した)の気分を和ませようと、色々話をしてくれた学生さんだったけれど、彼女は私の「超難関・静脈探し」をクリアできず、麻酔科の助手がやってきて、ルート確保。
酸素マスクをして「はい深く息を吸って、吐いて〜」
ああ、これで眠れるなあ、と思ったのに、ちょっと、今回は何回呼吸したかなあ?
これまでより時間がかかってしまって「今回は麻酔が効かないの?」と1mmくらい焦ったけれど、
・・・
いつの間にか眠りの世界に入っておりました。
目が覚めたら、そこは麻酔待機室だった…
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