なんでも美味しく食べてしまう私は本当は味がわかっていないのか？

５月になっても（毎回ではないけれど）３月の一時帰国旅行記を書いているshirousagiです。

旅行の楽しみの一つは食事ですよね。特に日本となると食べたいものをリストアップして行きたいくらい、食事がとても楽しみ。

私は特にアレルギーはないし、好き嫌いもないので、基本、何でも美味しくいただけます。

なのですが…

機内食だろうとお弁当だろうと美味しいと思う

SNSでたまに「機内食は美味しくない」などの投稿を見かけます。

美味しくなかったのね、残念だね、どれどれ〜

と、アップされた写真を見ると、決して〇〇年前のアエロフロートのような食事ではなく、美味しそうな機内食。

私が今回の一時帰国で食べたものより豪華で美味しそう！なのに

「美味しくない」とある。

食の好みは人それぞれだから、私が美味しいなあと思ったものでも他の人には美味しくなかったり、その逆もあり得るから、「美味しくないなんて、あなたどうにかしてる！」なんて思わないけれど。

でも、ちょっと考え込んでしまったのよね。

ドイツの学生食堂の食事や病院の食事ならともかく、日本の学生食堂の食事でも激安のお店でも、どこでも「これ美味しい〜！」と思って食べている私って、もしかして味がわかってない？？

こう書くと「私ってすごい」というニュアンスに受け取られるかも。

いや、そうではなくて、普段は食べれない日本の味、煮物とかのどちらかというと子供はあまり好きではないかも、と言った料理の味に飢えている私ですよ。

佃煮とか昆布の煮物とか、私は子供の頃には苦手だった食べ物。それがドイツに住んでいると簡単に食べれなくなってしまって、だから食べることができると嬉しくて「美味しい！」と感じてしまうのかな。

私は子供の頃は洋食は好きだったけれど、和食には苦手なものが多かった。

それが、和食が珍しい、ありがたいものになってしまったから、今の私は「フキの煮物」（苦手だった）も美味しいと発狂したように食べるのかな？

フライトの際の機内食も、新幹線に乗って食べるお弁当も、「自分で料理していない」から美味しいのかな？

フライト中って、座っているだけで食事が出てくるのよ。（あのドイツの悪評高い病院食だって、私は割と美味しく食べれるのは、ベッドに寝ているだけで食事が運ばれてくるからなのかな？）

自分で料理するのが楽しい時もあるけれど、キッチンがモノでごちゃごちゃとすると、視覚のノイズになって苦手…

これまでの旅行記でアップした食事に関しても「美味しかったです！」とコメントしています。

いや〜本当に美味しかったんだよ。そりゃ、食に興味のない国（それはドイツ）に住んでいるからかもだけど。

でもね、日本でも今回は1度「このレストランはもう2度と行かない！」と思ったところもあります。あ、一応、私も「美味しくない食事」はわかるらしい。ああ、安心だ！

結局、あまりにも食べることが好きで、何を食べても「美味しい〜！」と思ってしまうのかなあ？

とあるホテルでの朝食。

旅館ではなくてホテル。ビュッフェではなくて、１人分の食事が出てきました。

最後のデザートまで綺麗に食べ尽くしたら、サービス係の人から

綺麗に全て食べてくださってありがとうございます！

感謝されてしまった〜

いや、本当に美味しかったから食べたんだけど、米粒ひとつ残さずに食べれると自分も気持ちいいなあ。

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