桃が美味しい季節になりました!
桃というとドイツで最近市民権を得ている平たい桃Plattpfirsich.
Plattpfirsich(プラットプヒィルズィヒ)=platt(平たい)Pfirsich(桃)
平たい桃「蟠桃」

これがその平たい桃。日本では「蟠桃」(ばんとう)と呼ばれているようです。
原産は中国。
数年前(10年位前かも)だったか?イタリアの桃とかいう話でスーパーで売り始められたのを覚えているけれど、多分それはイタリアで作られた桃をドイツに輸入して売っていたからかな?
当初はイタリア語の名前で見た気がしますが(なんというのか忘れた)最近は堂々とドイツ語の「ぷらっとpふぃるずぃひ」という日本語で書き表すのが少々大変な名前で知られるようになりました。
って、原産は中国なのか〜
ドイツに昔からある桃に比べると直径はほぼ一緒。だけどぺちゃんこで、中は白っぽいのです。

白っぽいというと日本の桃もそうですよね。
味もこの平たい桃の方がドイツ古来の桃より甘くて美味しい!

だからか、年々、桃といえばこの平たいものの方がよく売られるようになってきている気がするわ
(まるでカボチャといえばHokkaidoになったみたいに)
ドイツに昔からある桃
ドイツで桃(Pfirsich)といえばこれ。

大きさも日本の桃よりひとまわり小さい。
ネクタリン(Nektarine)というフルーツもあって、それは桃の産毛がなくなったような桃。(桃の一種)
どちらも実は黄色いです。

ドイツに来る前、ドイツに関するエッセイなどを貪り読んでいたら、
「ドイツでは桃を皮ごと食べる」
とあって、

え〜!あの産毛のようなものが生えた皮も食べるの??
美味しくなくなるじゃん!
と思ったけれど、ドイツに来てみたら、ドイツの桃は小ぶりで皮も薄くて、毛ははえているけれどそれほど気にならない。
おまけに皮を剥くのがとても面倒で、それでも日本人な私は、最初はドイツの桃でも皮を剥いていたけれど、そのうち皮ごと食べるようになりました。

なんでも皮に栄養があるのですってね!(多くの野菜や果物って皮に栄養があったり、味がしっかりしていたりするわよね)
平たい桃が出回るようになりましたが、この平たい桃も皮ごと食べます。
だけど、フルーツって害虫がつきやすいから、どのように育てているのかわからない。
桃はしっかりと洗ってから食べます!
甘くてジューシーな桃は夏には最適よね!(今年はドイツに夏は来るのだろうか?)

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