ミニマリストとまではいかなくても、出来るだけ所持品を減らしてシンプルな暮らしをしたいと思っているshirousagiです。
子供の頃から散らかった部屋が苦手で、モノが散乱しているとなんとなくイライラしてしまっていました。ですが、モノが捨てられない。そして、無料でもらえるモノがあれば私にとって必要かどうかなど関係なくもらっていたし、所持しているモノは多いほど良い、と思っていました。
そんな私が、2020年に片づけに本格的に目覚め、せっせとモノを手放し、そして今、再び片付けをしているのか、その理由を紹介します。
不要品はできるだけ手放そうと思ったその理由
スーツケース1つでやってきて、一時帰国の度にモノを持って帰ったけれど、海外引越し便など使っていない、日本からの荷物もこれまでの35年間でわずか4個しか送っていない私でも、気がついたら自宅にモノが溢れていました。
田舎の一軒家という、広さだけはある家に住んでいても、モノが多いのが嫌になりました。
モノを保管する場所はあるのに、どうしてモノを減らす気になったのか。その理由を5つ紹介します。
1. モノを探す時間にうんざりした
特に困ったのは服です。
クローゼットに溢れる洋服。今のクローゼットより大きなクローゼットを持っていたのに、そのクローゼットには持っていた衣類が入り切らず、別の棚や引き出しにまで衣類を押し込んで収納していました。
その当時に持っていた衣類の数は数えたことがないのですが、とにかく多かった。
それなのに、いざ出かけようと思うと着る服がない。毎日の仕事前に1時間も服探しをしていたのです。
3時間の仕事の日に1時間かけて着ていく服を探す…なんて無駄なことをしているんだろう、と自分に呆れました。
2. 来客前に慌てて片付けをする自分が嫌になった
来客があると、ダイニングキッチンにある大きなテーブルでコーヒーとケーキにすることが多かったのですが、キッチンには調理道具、食器を始めとして小物がたくさん。
調理台にはいつもたくさんの調味料が置きっぱなしになっているし、テーブルの上も物だらけ。
来客がある度に事前に慌てて片付けなければならず、それが苦痛に。突然の来客に対応出来ない自分が嫌になりました。
3. 旅行の時のパッキングで気がついた
少なくとも毎年の一時帰国では、一時帰国用のトラベルポーチなどを作っていて、その中にあるものは日本からドイツに戻ってもそのまま、また日本に飛ぶ時にポーチごとスーツケースに入れる、ということをしていました。
そして気がついたのです。ポーチに入れているごちゃごちゃとした小物の半分は全く使っていない、ということを。
全く使わないのに日本まで持っていく?そのスペースで、日本で買った物を持って帰りたい!
4. 節約したい
無料でもらえるモノがあればもらった方がお得!と思っていましたが、家の中にモノが溢れると何を持っていて何を持っていないのか把握できません。
そして、持っているのに、持っていないと思い込んで買ってしまった、という失敗を何度も経験。
以前は、せっかくあるモノを捨ててしまったら節約にならないじゃん、と思い込んでいたのですが、不要なものを手放した方が、所持しているもの、本当に必要なもの、どんなものを買うと無駄になるかということがわかるということを片付けを始めてから実感。
もっと早くに身の回りを整理整頓、断捨離すればよかった!
5. 遺品となった時に残された家族が困らないように
もうすぐシニアの仲間入りの私は、いつお迎えがきてもおかしくない。
去年、70代の友人が亡くなり、そのご主人が遺品整理で困っているのを見る度、「残される家族に迷惑がかからないように」との思いが強くなりました。
片付けの効果があった!
最後に、
2020年からせっせとモノを手放し始めてから
1. 所持している服はクローゼットを開ければ一目瞭然。出かける前の着替えで悩むことがなくなり、身支度は10分もあれば終了!
2. ダイニングテーブルの上には不要品がないので、いつ来客があってもOK。一度など、来客の予定が入った時、「片付けなくては!」といつものように身構えて、「あれ?何もしなくてもいいじゃん!」と自分で驚いてしまいました。
3.旅行に持っていくものもスッキリ。無駄に持っていく物はほとんどありません。一時帰国だと足りなければ日本で買えば良いわけだし。
4.日常の買い物が上手になりました!フードロスもほとんど出ません。洗剤なども無駄に買わなくなったし、洋服やその他雑貨も滅多に買わなくなりました。
5. 終活はまだまだ今からが本番。私の人生、もうこれからは使わないと思うものはさっぱり手放す予定です。
モノって、買う時にもお金がかかるし、処分する時もお金がかかるから。
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