もうすぐ60代になる私が、これまでの人生で後悔している10のことを紹介しました。
今回はこの中の「収入を得ることに夢中になりすぎた」について、どのようなことに後悔しているのかについてシェアします。
仕事量を増やすことに夢中になりすぎた
先の記事では「収入を得ることに夢中になりすぎた」と書きました。
いかに効率よく収入を得ることを研究したか、だったらよかったのですが、私の場合は収入をたくさん得ようとして、「仕事量を増やすこと」を頑張りすぎました。
フリーランスでピアノ教師として働いていたので、とにかく「生徒をできるだけ増やす」のが正義だと疑わず、レッスンの問い合わせがあるとできるだけ新しい生徒を入れていました。
おかげで生徒にピアノを教える毎日。午前中は大人の、午後は1時頃から8時頃まで子供の生徒。
遠方で出張レッスンをお願いされても断らず、せっせと生徒の自宅に通っていました。
おかげで結構な収入にはなりました。
仕事ばかりして後悔している点
「生徒の数を増やせば収入が増えるから、それでよし」とした人生。
1日の大半をルーティンのようなレッスンで終わらせ、残りのわずかな時間を最低限の家事ですませ、当時はまだ小さかった子供の世話も最低限。
収入は増えたけれど、体はボロボロ、食事は半分インスタント。
自分の練習時間はなく、勉強時間も取れず、夜にはぐったり疲れている毎日。
収入につながらないけれど、大事な事柄についての知識も増えず、世間知らずなまま。
なによりも、あの時せっせと働いたけれど、体がボロボロになってしまい、仕事を続けることが困難になってしまったのにはとても後悔しています。
収入を増やすにはただ働く時間を増やせばいい、というわけでもなかったのに。
こうすればよかったなあ、と思う点
仕事をすることに関しては流石に日本人の私、怠け者ではないんです。むしろ仕事のし過ぎ。
だから、少しは余裕を持ったスケジュールを組めばよかった。
もっと、「現在は生徒が多いので新しい生徒をとることができません」とかウエイティングリストを作っておけばよかった。
収入が減ることを恐れなければよかった!(ここが一番大きい。いつ生徒が減るかとビクビクして、減る前に新しい生徒を取っていた)
当時はある程度の貯金が常にあったので、いざと言う時はこれを崩せばいいから、ともっと余裕をもって、
- 自分の健康
- 家族の健康と幸せ
- 自分の勉強、キャリアアップするための勉強
- 友人らとの付き合い
にもキチンと向き合って時間を取ればよかった、と思っています。
何事にも適度な余白は大事!(だと今頃気が付く)

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