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ドイツでは「ごめんなさい」と言ってはダメ〜改善できない人になる?

ドイツってこんな国!?
この記事は約3分で読めます。

ドイツ人は謝りません。

・・・って、主語が大き過ぎますね。

ドイツに行く、移住する際によく言われるのは、例えば交通事故に遭った時。たとえ自分に非があったとしても絶対に「Entschuldigung!」(ごめんなさい!)と言ってはいけないということ。

最近、「自分の非をすぐに認めてはいけない」というこのしきたり(?)が、ひいては「他責思考」になっているのではなかろうか?と感じるんです。

といっても、サンプルはうちの夫、n=1なんですが。(だから主語が「ドイツ人は〜」だと大き過ぎるよね)

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すぐに謝らない=他人が悪い?

ドイツでも歩いていて他人にぶつかった時などは謝ります。

ただ、その時に「Entschuldigung!」とは絶対に言いません。「Pardon!」「Sorry!」

shirousagi
shirousagi

どちらもドイツ語ではないところがいかにも…

間違っても、「Entschuldigung!」と言ってしまったら責任を取らされます。

そうです、人の前で「申し訳ありません。私が悪かったです」なんて言おうものなら弁償させられるかも〜からの「自分は絶対に悪くない」からの「他責思考」になるのかな??

(※あくまで個人の意見です)

他人が悪い=自分は変わらなくて良い?

というわけで、とにかく謝らない!

以前、ドイツ文学者の小塩節氏のエッセイで

ドイツ人と言い争いになって、相手が間違っているのに絶対に謝ろうとせず、だが、翌日に私のところにビールが一箱置いてあった

とか言った(内容はうろ覚え)ことが書かれているのを読んだことがあります。

「ごめんなさい!」は言いたくないけれど、自分が間違っていたのが明らかだったからお詫びにビールをプレゼントしたドイツ人、らしいのです。

言葉には表さなくても態度でキチンと「自分が悪かった」を表すのならいいけれど、言葉には表さない、そのまま頭の中でも「自分は悪くない」と思い、理由は後付けで相手の行動が悪かったからだとする。

つまりこれ他責思考ですよね。

そして「相手が間違った行動をしたのだから私は悪くない」→「自分は変わる必要がない」

こうなると救いようがありません!

shirousagi
shirousagi

話はずれるかも、だけど、最近「カイゼン」という言葉が英語など外国語にそのまま取り入れられている、と聞いて(本当は企業での話、元はトヨタの改善だけど)

改善するって当たり前じゃん、と思っていたけれど、もしかして、ドイツ人って「他人が悪いんだから〜」でずっとやってきたのだったりして

ドイツ人は硬い、とは昔から言われますが、その点をあまり考慮してなかったなあ、とつくづく感じています。

まあ、日本人同士でもパートナーには一言も謝らない、っていう人もいますが。

国際結婚を勧めない理由〜それは母国語の違い

最近、国際結婚をしているというと根拠なく「羨ましい」とか言われるので、警戒しておきます。

私はその昔から国際結婚はおすすめしていません。

自分はなぜかしてしまったけれど。(勝ちたいとか、そんな意図は全くなく)

shirousagi
shirousagi

もちろん、ドイツ人にも色々な人がいるからね。

全ての人がこうだとは言わないわよ。

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