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昔のコンビーフを食べたい!〜じゃがいものお好み焼き

コンビーフ 料理
この記事は約4分で読めます。

昭和の時代が終わる前にドイツに移住してしまったshirousagiです。

なので私の頭の中の日本のものは昭和なもの。

ところで、コンビーフをいう缶詰の肉製品をご存知ですか?

私が子供の頃、貧しい我が家では牛肉は買えなかったのに、なぜかコンビーフだけは頻繁に食卓に登場していたんです。

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子供の頃によく食べたコンビーフ

おそらくだけど、近所には個人経営の小さなお店があって、新鮮なお肉はなかったけれど、コンビーフなどの缶詰は売られていたからかもしれません。

あの頃、コンビーフの缶詰一つがいくらしたのか知らないのですが。

そのコンビーフを使ったスパゲティーが子供の頃の私の大好物でした。

私が高校生の頃、ある料理番組のテキストに「じゃがいものお好み焼き」がのっていたんです。

それはじゃがいも、コンビーフ、そしてネギを使ったものでした。

我が家によくある食材だったのもあって、このじゃがいものお好み焼きを母が作ってくれたのをしっかり覚えています。

あれから40年以上。その間コンビーフはドイツで2回買っただけなのです。

ドイツで「コンビーフ」を買ってみた

20年前にドイツのお店で、あの台形の形の缶詰に巻き取り鍵がついている「コンビーフ」を見つけて、懐かしい!と買ってみました。

が、それは、私の記憶にある「ちょっと筋っぽくて塩味の効いた、そして周りが脂肪でしっかり固められたコンビーフ」ではなかったのです。

食べると美味しくない(期待した味ではなかったからか?)

おそらく多くの人は「今のコンビーフの方が美味しい」と言うと思うのですが、私の記憶にあるコンビーフとは違う。

ドイツのコンビーフと日本のコンビーフは違うのかな?と思い、がっかりして、あれ以来、ドイツでコンビーフを買わなかったのです。

shirousagi
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ドイツコンビーフの販売サイトで
「普通のコンビーフは脂肪で固めてありますが、ドイツコンビーフはアスピックゼリー(豚皮から取れるゼラチン質)で固めてあります」と書いてあるものがあったけど、そうなのかな?

それに、ドイツには缶詰で豚肉が使われているものもよく目にします。

例えば、ドイツで有名なTULIPのFrühstücksfleischと言われるこれは豚肉製。

なので、「あの時食べたコンビーフだと思ったものは豚肉製だったのかな〜?」などと思ってしまいました。

(日本のAmazonにもあった。チューリップポークランチョンミート

そんな本日、見つけたのはちゃんと英語で「コンビーフ」と書かれてある製品。

これです。「ビーフだよ〜」と書いてある。

昔ながらの巻き取り鍵のついた缶詰。もしかして、期待通りの味がするかなあ??

「コンビーフ」開封の儀

なんでも今の日本で売られているコンビーフ缶は巻き取り式ではないそうですが…

私が買ったのは巻き取り式だったので、懐かしいなあ、と思いながら開けようとしたら…

道半ばにして巻き取られる缶の部分が切れてしまいました(涙)

無理して残りはハサミで切り取った(わかりやすい写真を撮り損ねたのが悔やまれる)

まあ、缶詰がうまく開かないのは欧州ではあるある。なのでがっかりしない。

出てきたコンビーフ。やっぱり白い部分がない。私の記憶のコンビーフとは違うのか。がっかり。

よくも悪くもキメ細やかだし〜

昔食べた「じゃがいものお好み焼き」を再現してみたくなった

このコンビーフを買って作ってみたかったのは前述した「じゃがいものお好み焼き」です。

かの国営放送局のあの有名な料理番組のテキストに載っていたんです。

それを見たのはドイツに「カルトッフェルプッファー(Kartoffelpuffer)」(Reibkuchen)」なるものがあるとは知らなかった時。

あの「じゃがいものお好み焼き」(とテキストにも書いてあった)を見た母親が「作ろうか?」と言ってくれて、作ってもらいました。

とても美味しかったんです。あれ、また食べてみたい!

カルトッフェルプッファーと同じようにジャガイモをすりおろして、卵を混ぜ、コンビーフをほぐしたものとネギを小口切りにしたものを混ぜます。

ここで塩・コショウをしたのか?記憶にないのですが、食べる時にお好み焼きソースをかけたので、調味料はいらないかな?

母はホットプレートで焼いていましたが、ホットプレートを持っていない私なので、フライパンで。

出来上がり!

熱々をお好みソースをかけていただきました。

コンビーフの存在感が記憶にあるものより薄いです。コンビーフが塩漬けの牛肉とはいえ、昔食べたものはもっと塩味がしたような。(記憶違いかもしれないけれど)

生地に塩を加えた方がよかったかも。

これはこれで美味しく食べれましたが(お好みソースの威力かも)昔食べた、ちょっと脂肪分の多いコンビーフ、また食べたいなあ。

このメーカーのコンビーフはこの私でも知っている。脂肪分50%オフの商品もあるようで、やはり私が子供の頃に食べた、周りが脂肪で白〜くなっていたコンビーフってもう存在しないのかな?

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