もう暦の上では秋だそうですが、暑い!
私の住んでいるNRW州でもデュッセルドルフ地方のこの夏はそれほど暑い日が多いわけでもなく、雨が多かったのです。
が、先日は、よりによって久しぶりに公共交通(市内バスと路面電車、地下鉄)を利用しなくてはならなかったのに、こんな日に限って
めちゃくちゃ蒸し暑い!
という日にあたってしまいました。
ドイツの夏は暑い!
雲一つない青空。冬にこんな空を見ることができたらどんなに嬉しいことでしょう!
夏の気温30℃以上の日にカンカンと照りつける太陽を見ると「なぜあなたは今姿をあらわしたのですか?」と尋問したくなる。
そんな暑く、しかも湿度の高い日の、その日の最高気温に達するらしい時間に外出しなくてはならなくなった私よ…誰か同情してください!
公共交通の運賃が高い&不便&治安が良くないというトリプルな理由で車の運転をしていた私ですが、さすがに視力に問題を抱えていては車の運転を制限しなくてはならなくなりました。
その上、かの乗り放題チケット「ドイチュランド・チケット」のサブスクを再開したので、今回はバスとトラムを乗り継いで目的地に行くことに。
バスやトラムにはまだ冷房がついていない!
夏が短いとはいえ、ドイツの夏もかなり暑くなります。
なのに、ドイツのバスやトラムにはまだまだ冷房(日本のバスのような)がついていないものが多いようです。
いや、デュッセルドルフのバス(Rheinbahn)によると、
「全てのバスには空気を冷却する装置がついている!」
のですって。技術的なことはよくわからないけれど、
- 半数のバスには「エアコン」がついている(2021年以降に使われ始めた車体のみ)
- のこり半数のバスには屋根の小窓に空気の温度を調整するものが付いている(単に窓が空いているだけではないのか?)
ということは、ちょっとでも古そうな車体のバスだとエアコンはない!(屋根の小窓についているなんとやら、で車内が涼しいと感じたことはない)エアコンがついているのは2021年以降の車体だけってこと?
そう、
エアコンがない!ついでに、日よけ(サンシェード)もない!
いや、乗降のためにドアが頻繁に開くから(外気が入ってくる)車体は空気を冷やす装置が作動していても、車内の気温は下がらないのか?
おまけに日光はガンガン入ってくる!
これではいくら冷房を効かせたとしても気温は下がらない〜!
古い車体のバスの中で茹でられそうになった
そんなバス事情、トラム事情(トラムの車体にも冷房がついていなくて、上部にある小窓が開けられている)のドイツの暑い日に、公共交通を利用してきました。
30分以上乗っていなくてはならないから、空いた席にすわったけれど、空いていたのは日光が当たる席だけ。
せめてバスの走っている向きが変わって日が差し込んでこなくなることを願ったけれど、ダメだった。
そして目的地に到着する頃には暑いバスの中でぶっ倒れそうになっていた私でございました。
熱中症対策に水分補給を!と
ところで、熱中症には十分に気をつけなくてはなりませんよね。
特にここはエアコンのない場所の多いドイツです。
実は私が手術を受けた7月のある日もとても暑かったのです。
手術直前には水分すら摂取することを禁止されます。手術前に「当日の食事は禁止、水分は○時間前まで、それ以降は禁止」などと言われます。
が、当日はとても暑くて、手術を待っていると
今日はとても暑いので水を用意しています。
事前の説明でどう言われていようと、今日はとても暑いので遠慮なく水を飲んでください!
コーラとかはダメだけど、お水だけなら手術前でも熱中症になるくらいなら飲め!ということか。
お医者さんもキチンと水分補給して、手術室がエアコンバッチリだといいなあ〜(医者の体調が悪くて手術が失敗したら困る!)
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