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定価で買った本が安売りの本よりずっと役に立った件

シンプルライフ
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バーゲンに行って安いからついたくさん買ってしまったり、買いだめをするのは結局お金のムダ遣いだ。必要になった時に必要になった分だけ買った方が経済的。

と言うことを聞いたことはありませんか?

そうは言ってもやはり値段が安くなっていると「今買っておかなきゃ!」と思うし、「期間限定キャンペーン」とかやっているとつい「今がチャンス!」と、とりあえずは必要性を感じていなくても買ってしまう…

節約家ケチな私はよく安いのなら、と必要なくても買っていました。

おかげで家の中はモノだらけだし、買ったのに結局使わなくてどれだけお金の無駄遣いをしたことか!

本当に欲しいと思ったものを定価でも良いから買った方が、安いから買うより結局は得、と言う私の経験を一つ紹介したいと思います。

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安いからとたくさん買った本

それは「ケーキのレシピ本」です。

今ならレシピはネットで探すので本を買わないけれど、その昔は本屋さんで色々眺めて、綺麗なカラー写真がたくさん掲載されている大きな本をたくさん買いました。

多くの本屋の店頭には「こんなに綺麗な本がこのお値段!?」と驚くような安い本が平積みされていたんです。

そのような「安売り用の本」には料理、ケーキのレシピ本がたくさんありました。

ドイツでは料理は苦手でもケーキを焼く人は多いし、友人らをカフェに招待する時はケーキは自分で焼くと言うのが普通だったし、「一品持ち寄り」のパーティーでもケーキを持参する人が多いのです。

なので、レシピ本、特にケーキのレシピ本はたくさん売られていました。

大判の綺麗な本を500~1000円くらいで買えたんですよ。その昔はケーキ作りが趣味だった私はせっせと何冊も「安いケーキのレシピの本」を買い込んだのです。

定価で買った1冊のケーキレシピ本

ある日、よく出かける本屋さんの、店頭ではなく店の奥にあった「クッキング」コーナーで見つけたケーキレシピ本。

それはGU(Graefe und Unzer 実用書で有名な出版社)の本でした。

Backen, köstlich wie noch nie 

実はGUのレシピ本は図書館で何冊か借りた事があって、「この出版社の本っていいよね〜」と思っていたところで出会ったこれ。

私が購入したのは2020年。出版されたのも2020年らしいので、出版されてすぐだったのでしょう。(当時、図書館でこの本を見かけたことはなかった)

よく買う安いレシピ本の倍以上のお値段(正確には忘れたけれど、日本円に換算して2,500円以上した)だったけれど、なんだか惹かれてお買い上げ。

ケチな私が定価で本を買うなんて〜!

ボロボロになっても使い続けている本

結論。

高い本だったけれど買ってよかった!なぜならこのレシピ本に載っていたケーキを数えきれないくらい作ったから!

20年以上使い続けたその本の現状はこれ↑

中のページが全て外れてボロボロ。丈夫な厚紙でできた表紙もボロボロ。

それでも今だにケーキを焼こうかな?と思う時には、まずこの本を開いています。

それに比べて、あの、安く買った何冊ものケーキレシピ本は…

パラパラと中の写真を見たくらいで、一度も実用化していない、本にあったレシピを試してもいないものばかり。使わないから本そのものは綺麗なまま手放しました。

さて、安く買ったレシピ本は何のために買ったのでしょう?

shirousagi
shirousagi

結局、値段に惹かれて買った本は使わず。

たった一冊のお気に入りの本で20年以上ケーキを焼いてきたのよ。

安いから、と大量に買ったレシピ本。これは無駄な買い物だったなあ。

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